
ニールセン→狩野体制のワケ。 W杯1年前に決断「なでしこが再び世界一になるところから逆算」「5つの要素を考えた」
日本サッカー協会(JFA)が5月18日、狩野倫久(みちひさ)氏のなでしこジャパン監督就任会見を実施した。会見冒頭では、なでしこジャパンのコーチに内田篤人氏、近賀ゆかり氏、佐野智之氏が就任することが電撃発表された。
なでしこジャパンの指揮官を巡っては、ニルス・ニールセン氏が今年3月にアジアカップ制覇に導いたものの、翌月に契約満了で退任。直近のアメリカ遠征では、当時コーチの狩野氏が監督代行を務めていた。
狩野氏は大阪府出身の49歳で、枚方フットボールクラブ・ユナイテッド、ブラジルの複数クラブ、佐川急便株式会社大阪サッカークラブでプレー。その後、古巣の佐川急便や世代別の日本女子代表を率い、指導者としての実績を積んだ。
なぜ来夏のワールドカップを前に監督交代に踏み切り、狩野氏を抜擢したのか。会見に出席したJFA会長の宮本恒靖氏は、次のように語った。
「前任のニールセン監督は、アジアカップ優勝など、なでしこジャパンの強化、発展に多大なコミットをした。大変感謝している。ただ一方で、来年にブラジルで行なわれるワールドカップで、なでしこが再び世界一になるところから逆算した時に、その体制でいいのか、新体制を構築する方がそこに近付けるのかを検討した結果、今回の決断に至った。
狩野監督には、今までコーチ、アンダーカテゴリーの監督として色々と培ってきた経験や、選手との関係性を上手く活かしてほしい。新たにコーチとして加わるスタッフともしっかり連携しながら、来年のワールドカップに向けてチーム力を高め、世界一にトライしてもらいたい」
続いて、JFA女子委員長の今泉守正氏が背景を説明。「新監督の選考にあたり、具体的には5つの要素を考えた」という。
「国際経験、戦術の浸透力、構築力、チームマネージメント、女子サッカーへの理解。そして一番大切な、日本の選手の特性を活かしながら世界で勝つための明確なプランを持つことを重視して、選考してきた。狩野氏はこれまで育成年代の代表監督としてワールドカップを戦い、前回のU-20の女子ワールドカップでは準優勝(決勝で北朝鮮に0-1で敗戦)という結果を残している。
若い世代の選手を誰よりも把握しており、そしてニールセン監督の元で名参謀として、ヘッドコーチという立場で現在のなでしこジャパンについても熟知している人物。来年のワールドカップまでの限られた時間の中で、狩野氏であれば新しい体制となっても、不安要素を最小限に抑えながら、世界一奪還に向けて細部にこだわり、追求できる監督であると判断した」
新生なでしこジャパンは、6月6日に大阪で南アフリカと対戦する。2011年ワールドカップ以来の世界制覇へ、そのパフォーマンスで説得力を示せるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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