
俳優の橋本愛が、5月18日に都内で開催された映画「祝山」完成披露上映会に、石川恋、久保田紗友、武田真悟監督と共に登場。最近心境の変化があったことを明かした。
■加門七海氏が自身の体験を基に執筆した同名小説を映画化
「祝山」は、数々の傑作ホラー小説を世に出してきた作家・加門七海氏が自身の体験を基に執筆した同名小説を映画化したもの。人が足を踏み入れてはならない場所にまつわる禁忌の記憶と、そこに触れた者の逃れがたい運命を描き、刊行以来多くの読者に戦慄を与えてきた衝撃作だ。橋本は、スランプに陥っている主人公のホラー小説家・鹿角南を演じる。
2025年11月頃まで撮影していたそうで、スピード感たっぷりに完成を迎えた本作。完成を迎えた今の心境を、橋本は「こんなに早く公開できることがうれしいですし、予告映像やポスタービジュアルなどを出すたびに皆さんが好意的な反応を寄せてくださって、それがすごくうれしかったです」とした上で、「ホラー映画のファンの皆さんにも楽しんで、怖がってもらえるような作品を作りたいと思って臨んだので、本当に今日はお手柔らかにお願いします」と、ちゃめっ気たっぷりに“初めての鑑賞客”に呼び掛けた。
また、演じる鹿角の役どころについて「ホラー小説を書いている人なんですけど、鹿角さんは心霊現象や霊的存在を信じているというか、自分自身も霊感が強くはないけど感じているという立場の人なのかなと」と分析しつつ、「(霊に)敬意があるからこそ、この物語のテーマである“肝試し”というのは、霊に対して失礼なんじゃないかという、すてきな感性の持ち主の方。そういうところにすごく共感しました」と明かした。
■橋本、ショートヘア&マスキュリンコーデが“フィット”
今回の舞台あいさつでは、本作のキャッチコピー「みんな、おかしい。あの山にいってから…」にちなんで、最近何かをきっかけに変化したことはあるかという質問に答える場面も。
これに橋本は、「今年は変化が目まぐるしいんです。髪を切ったことで、今日もそうですけど、ボーイッシュというかマスキュリン(男性的)なテイスト(の衣装)が自分の精神性にもフィットしてて」と打ち明け、「自分ってこういう出で立ちのほうが無理なく自然体にいられるんだな、という発見。元々分かってはいたけど、そこに踏み出すことが今年やっとできたみたいなところがありました」と、ショートヘアに黒のセットアップ&白シャツというマスキュリンコーデがしっくりきていることを伝えた。
さらに、2026年1月に30歳を迎えたことにも言及し、「年を一つ重ねただけで何も変わらないだろうと思っていたんですけど、30歳ってこんなに大人として扱ってくれるんだ、というか(笑)。今までももちろん人と人としてコミュニケーションを取っていたけど、すごく楽になりました。年齢でこんなに変わるんだ、というのは大きな発見でした」としみじみ語りつつ、「数字に自分が置いていかれないようにもしなきゃなと思っています」と、気を引き締めた。
なお、イベント終盤には原作者の加門氏が映画の完成を祝うべく花束を持って登壇。主演の橋本が代表して受け取り、笑顔で感謝を伝えた。
映画「祝山」は6月12日(金)に全国ロードショー。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

