
ネイマール――その瞬間、お祭り騒ぎ。ブラジル代表監督はなぜ34歳をW杯へ連れて行くのか。姿勢は明確「スター選手などいらない」
カルロ・アンチェロッティ監督が現地5月18日、北中米ワールドカップに臨むブラジル代表メンバー26人を発表。大勢の観客を前に1人ずつ名前を読み上げていったなか、「ネイマール」とコールされると、お祭り騒ぎとなった。
34歳のスーパースターは怪我の問題もあり、2023年10月を最後にセレソンから遠ざかっていた。それに直近では、所属クラブであるサントスのチームメイトで、ブラジル代表の英雄ロビーニョの息子、ロビーニョ・ジュニオールへの暴力が世間を騒がせた。
一体なぜ招集に踏み切ったのか。現地メディア『ESPN Brasil』によれば、アンチェロッティ監督はメンバー発表会見で次のように説明した。
「我々は1年を通じてネイマールを評価してきた。ここ最近、彼は継続的にプレーし、コンディションを向上させている。重要な選手であり、今回のワールドカップでも重要な役割を果たすだろう。彼には他の25人と同じ役割と責任がある。出場する可能性も、出場しない可能性も、ベンチの可能性も、途中出場の可能性もあり、他の選手と同じチャンスが与えられる。彼は経験豊富な選手だ」
先発か、スーパーサブとしての起用か。各国の名門クラブを経て、昨年5月からキャリア初の代表監督を務める66歳のイタリア人指揮官は、「率直かつ正直に言いたい。彼は出場に値するならばプレーするだろう。練習での様子が、誰がプレーするかを決定する」と伝えた。
「繰り返すが、ネイマールは他の選手たちと同じ役割を担っている。1人の選手に全ての期待を寄せるべきではない。我々はチームとして共通の責任を負っており、全員がワールドカップ優勝のために全力を尽くさなければならない。それ以外は何も求めない。スター選手などいらない。チームが勝つために貢献できる選手を求めているんだ」
まずは、どこまでベストコンディションに持っていけるかだ。2002年大会以来の世界制覇を目指すブラジルは、グループステージでモロッコ、ハイチ、スコットランドと対戦するなか、4度目のW杯参戦となるネイマールに大きな注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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