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8インチの大画面でGeminiの最新AI機能が活用できる折りたたみスマホ「Pixel 10 Pro Fold」レビュー

8インチの大画面でGeminiの最新AI機能が活用できる折りたたみスマホ「Pixel 10 Pro Fold」レビュー

大画面でより便利になるAI機能

8インチの大画面は、通常のスマホとはまた異なった便利なAI機能の活用法を実現します。たとえば分割画面でブラウザとGeminiアプリを並べて起動すれば、ブラウザで見ている記事にQi2に関する記述が出てきたら「Qi充電器を使うメリットは?」とGeminiに質問することで、より深く理解することができます。

「カメラコーチ」は、カメラを起動してボタンをタップすると、被写体を分析して構図やアングルを提案してくれる新機能。大画面なら提案してくれる構図や説明が見やすく、理解しやすくなります。

Geminiアプリを大画面で開くと、画面左に「チャットを新規作成」のメニュー、最近Geminiとやり取りした履歴、カスタム指示のライブラリであるGemのメニューを表示します。テーマやスタイルを指示してカスタマイズされた絵本を作成する「Storybook」というGemの存在を知ることができました。

適切な状況で役立つ情報を先回りして提案してくれる「マジックサジェスト」、「Gemini Live」での画面の共有やカメラのライブ映像入力への対応、AIメモアプリ「NotebookLM」にレコーダーアプリの書き起こしテキストを入力できる機能、レコーダーの録音音声にBGMを生成・合成する機能といった、Pixel 10シリーズで新たに加わった機能はPixel 10 Pro Foldでも利用できます。

折りたたみならではの撮影に対応する3眼カメラ

前モデル同様、カメラバーではなく2列にカメラを並べたモジュールを採用。背面カメラは4800万画素広角、画角127°の1050万画素超広角、光学5倍で最大20倍の超解像ズームに対応する1080万画素望遠の3眼カメラ。インカメラは視野角87°の1000万画素カメラを、カバーディスプレイとインナーディスプレイにそれぞれ搭載します。いずれも顔認証に対応。

メインカメラは広角も超広角も鮮やかで解像感が良く、望遠カメラを用いた最大20倍の撮影も十分解像感のある仕上がりです。

開いた状態でのメインカメラのUIは、カメラアプリのフルスクリーン表示に加えて、撮影した写真を大画面でプレビューできる「インスタントビュー」、カメラを向けられた被写体がカバーディスプレイでリアルタイムプレビューできる「デュアルスクリーンでのプレビュー」が選択できます。

本体を折り曲げて置くテーブルトップモードによる三脚要らずのタイマー撮影、メインカメラを使ってカバーディスプレイからプレビューする高精細なセルフィーなど、折りたたみならではの撮影方法に対応します。

本体のGoogleストアでの販売価格は256GBモデルが26万7500円(税込)、512GBモデルが28万7500円(税込)。別売りで1万1220円(税込)のケースはディスプレイの縁やカメラバーをしっかり防護してくれるので、屋外での撮影の際には必需品と言ってよいのではないでしょうか。

配信元: ガジェット通信

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