
帝国が崩壊し、無法地帯と化した銀河に生きる、どんな仕事も完璧に遂行する孤高の賞金稼ぎマンダロリアン(ペドロ・パスカル)と、強大なフォースを秘めた存在グローグー。帝国の復活を狙う新たな戦争を阻止する最後の希望は、父子を超えた絆で結ばれたこの二人に託された…という物語が展開する。

カーペットイベントとサウンドバイツ、ファンサービス後に行われたステージイベントではMCの掛け声に続き観客が「我らの道!」とコールし、ステージにパスカルとファブロー監督が登場。1年前の東京で開催された「スター・ウォーズ セレブレーション」以来、約1年ぶりに日本のファンの前に戻ってきた気持ちを訊かれたパスカルは「すごくマジカルな気持ちです!」とニッコリ。「初めて日本に来たのがちょうど1年前」と続けたパスカルは、「まさに本作のお話をするための旅でした」と懐かしむ。「ジョンとともに世界中をプロモーションでまわってきて、最後の地がこの日本となります。しかも世界公開数日前というタイミングで、たくさんの人に観て、楽しんでいただきたい作品をここでみなさんにお話しできること、パーフェクトな場所だと思います!」と語り、日本のファンをよろこばせた。

「昨年の『スター・ウォーズ セレブレーション』の前の年にはお正月に家族で来て、長寿を願ってうどんを食べました」と満面の笑みのファヴロー監督は「(プロモーション)最後の地が日本ということで、ペドロも言ったようにとてもパーフェクトだと思っています。日本のスター・ウォーズファンは最高です。仮装のクオリティの高さもすばらしいし、みなさんのやさしさ、ホスピタリティに感謝いたします」と日本好きをアピールした。

スター・ウォーズアンバサダーを務める中島は本作について「みなさん!『スター・ウォーズ』が映画館に帰ってきました!」と微笑みながら観客に呼びかけ、「すてきな冒険に連れて行ってくれる映画でした。『スター・ウォーズ』が大好きな方も、いままで見たことない方も両方、楽しめる内容になっています!」とおすすめ。さらに、来日したパスカルとファヴロー監督に日本の伝統的なギフトである和傘を持参したと報告。手渡されたファヴロー監督は大はしゃぎ。ファヴロー監督の次に手渡される予定だったパスカルは、自分の分の和傘があるのかどうか、確認するなど、テンションが上がりっぱなしの2人に会場も大笑い。

この和傘はマンダロリアンとグローグーの関係性を表しているとのこと。和傘は大切な人を守る道具と言われており、マンダロリアンがグローグーを守る姿がすてきに表現されている特別な和傘なのだそう。中島が「グローグーにもプレゼントを用意したのですが、届けてもらえますか?」と切り出すと、「ちょっと待って!」と舞台の袖にはけたファヴロー監督。しばらくすると、グローグーを連れたファヴロー監督がステージに再び姿を現し、キュートなゲストの登場に、ステージも会場も大盛り上がり。無事にグローグーにも和傘が手渡され、和傘と一緒にフォトセッションも行われた。

ここで中島からファヴロー監督へグローグーが世界中でみんなを虜にしているキャラクターになった理由を尋ねると「シリーズをご覧になってきた方々は、成長を見てきたと思うんです。グローグーがどんどん成長していく。シリーズを観ていない方もSNSなどいろいろなところでグローグーの姿を見かけます。本当に彼は純粋であって、大きな心を持って人を助けるというやさしさがある。そしてまた、マンドーがはじめは父親らしからぬ感じだけど、どんどんいい父親になっていく。それはグローグーのおかげだと思うんです。みんな、グローグーが好きですよね」とファヴロー監督は愛おしそうにグローグーを見つめながら回答すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

最後の挨拶でファヴロー監督は「『スター・ウォーズ』は日本の文化にインスパイアされています。ルーカスフィルム全員を代表して私たちは感謝を述べたいと思います。昨年の『スター・ウォーズセレブレーション』でも本当にあたたかい歓迎を受けました。本当にありがとうございます」と手を振りながら感謝。パスカルは「僕の子どもの頃のいちばんの記憶は、映画館での記憶です。こういった作品を大きなスクリーンで観た。みなさんにもそういった記憶を作っていただける作品を観ていただけることに本当にワクワクしているし、心から楽しんでいただきたいと思います!」と呼びかけ、大歓声に包まれながらステージをあとにした。
取材・文/タナカシノブ
