
TVアニメ「異世界のんびり農家2」(毎週月曜深夜2:00-2:30ほか、テレ東ほか)の第5話が5月4日に放送され、山エルフの代表ヤーとその補佐役であるヒテルトーが登場。好きな人をモノにすべく、腕力を鍛え上げるという物理的な方法に出るヤーの脳筋っぷりが大きな反響を呼んだ。(以降、ネタバレが含まれます)
■珍しい病を治すため、従姉妹コンビ・ルー&フローラが奮闘
ある日、大根を収穫していた街尾火楽(以下、ヒラク/CV:阿部敦)は村の子どもたちから「変な人がいる」と報告を受ける。急いで駆けつけると、頭に地面を擦り付け、創造神像を拝んでいる人たちが。第1期から本作を観ている人は、一連の流れに懐かしさを覚えたのではないだろうか。第5話では、吸血鬼の始祖ヴァルグライフ(CV:小野大輔)が大樹の村にやってきた。
ヒラクは知らなかったが、実は信仰の自由を掲げ、多数の宗教を束ねるコーリン教の宗主であるヴァルグライフ。そんな彼が村に連れてきたのは、今回初登場となるコーリン教の司祭フーシュ(CV:大地葉)だ。彼女が村に来た目的は、ルー(CV:下地紫野)とフローラ(CV:富田美憂)に会うため。フーシュは息子の病を治したいと考えているが、一向に治療法が見つからず、藁にもすがる思いで薬草学の権威である2人を尋ねてきたのだ。
そんなフーシュのために小屋にこもって研究し、薬を作り始めたルーとフローラ。フーシュの息子が患っている病は極めて稀なため、薬の材料も入手困難なものばかりだ。なかでも珍しいのは、商人のマイケルに取り寄せてもらったとある薬草。ルーたち曰く鉢植えから引き抜く時は気をつけなければならないという。
それを聞いたヒラクは、「それってまさか、引っこ抜くと顔がついてて、叫び声を聞くとまずいやつでは!」と警戒。おそらくヒラクが想像していたのは、マンドレイクだろう。しかし、それは引き抜かれると魔獣も逃げ出すほどの悪臭を放つ別の植物だった。お風呂に入れば落ちるものの、その悪臭を全身に浴びてしまったヒラク。
そうしたハプニングもありながら、無事に薬は完成。涙しながら感謝するフーシュに、ルーとフローラは「お礼はいいから」と息子のもとに送り出す。2人の有能ぶりと人助けのために奮闘する温かさに、視聴者から「スゴさ再認識!」「超希少な材料も難なく揃え薬調合出来ちゃうの凄過ぎ」「2人の活躍が見れて嬉しい」という声が上がった。

■「アホかわいい!」山エルフ代表・ヤーの脳筋っぷりが炸裂
第5話の後半では、ヒラクが実験区域に植えた木から様々なナッツを収穫し、ミックスナッツを作ったり、酒スライムにドラゴンの背中から落ちた時のために作っていたパラシュートの初飛行に挑戦してもらったりと、「今日も平和」というサブタイトルに相応しいエピソードが次々と描かれた。
その中でも特に話題を集めたのが、ヒテルトー(CV:白石晴香)目線のお話だ。ヒテルトーは山エルフの一人で、種族代表であるヤー(CV:杉山里穂)の補佐役。2人は幼い頃から共に育ち、本来はヒテルトーが長になるはずだったが、2番目の方が性に合っているため、ヤーに役目が渡ったという。
食糧事情の悪化に伴い、大樹の森に移住してきた山エルフたち。生活は以前よりも豊かになったがヒテルトーには一つだけ気になることがあった。それはヤーの恋について。その相手は村長のヒラクであり、ヤーの好意はヒテルトーの目にも明らかだ。
奥手なヤーを見かね、彼女がヒラクともっと仲良くなれるようにヒテルトーは協力することに。しかし、ヤーがヒラクに振り向いてもらうためにしていたことを知り、唖然とする。ヤーは少しでも重い岩を持ち上げられるように、ひたすら筋肉を鍛えていた。なんでもエルフの伝承で、男性をモノにするには筋力を鍛えろとされているそうだ。だが、それは物理的に確保する場合の話。ヒテルトーは必死に止めようとするが、ヤーは諦めようとせず、仕方なくある方法に出る。
次の日、ヒラクを呼び出したヒテルトー。そしてヤーを促すと、ヒラクの前で岩の持ち上げを披露させた。あまりに突然の出来事にヒラクは驚き、腰を抜かす。そのことから、世の中には腕力で解決できないことがあると知るも、尚も懲りずに腹筋や胸元を鍛え上げようとするヤーに、SNS上は「ヤー様アホかわいい」「ヤー様の可愛いらしい話かと思ったら全部筋肉...笑」「脳筋ヤーさん推せる」と沸いていた。
◆文=苫とり子


