ロサンゼルス・ドジャースは現地5月19日のサンディエゴ・パドレス戦に5-4で勝利。山本由伸が7回1失点と好投しながら無得点で敗れた前日に続くナ・リーグ西地区首位攻防戦を制し、1位に再浮上した。
土壇場で結果を残したのが、そこまで3打数無安打だったアンディ・パヘスだ。4-4の同点で迎えた9回表、1死三塁の場面で打席に立った25歳は、パドレス守護神メイソン・ミラーの163キロのストレート、140キロのスライダーを冷静にファウルにすると、9球目の163キロストレートを弾き返した。
打球は放物線を描いてライトへ。三塁走者アレックス・コールの好走塁もあり、決勝点となる貴重な犠牲フライとなった。
米誌『Sports Illustrated』ドジャース版のノア・カムラス記者によると、パヘスはこの打席について試合後、「頭の中では、彼(ミラー)が僕から三振を奪うとか、圧倒するなんて一度も考えなかった。僕は100%、ボールを打ち返す自信があったんだ」とコメントしたという。
さらにその心境に至った経緯について、「彼(ミラー)が102マイルの球を投げてきて、それらを打ち返してファウルにしたんだけど、よく見えていたよ。その瞬間に、自分に言い聞かせて自信を持てたんだ。『彼にチャンスはない』ってね」と語った。
実は前日の同カードでもミラーと対戦していたパヘス。0-1で迎えた9回2死一、二塁と一打サヨナラの打席では、2球で追い込まれると、144キロのスライダーをファウルに。最後は143キロの同じくスライダーで三ゴロに打ち取られ、敗れていた。
若きスター候補が、その圧倒的な自信で球界屈指のクローザーに“借り”を返した。
構成●THE DIGEST編集部
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