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レースの価値がさらに際立った――「ニュル24時間」初挑戦でハイパフォーマンス発揮のフェルスタッペンを専門メディアが絶賛! また今季のF1への苦言も…

レースの価値がさらに際立った――「ニュル24時間」初挑戦でハイパフォーマンス発揮のフェルスタッペンを専門メディアが絶賛! また今季のF1への苦言も…

現役F1ドライバーで4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが、伝説的な耐久レースである「ニュルブルクリンク24時間レース」に初挑戦したニュースは、大きな話題を呼んだ。

 終盤のマシントラブルによって悲願の優勝を逃したものの、GTカーでも圧倒的な速さを見せつけたフェルスタッペンに対して、英国のモータースポーツ専門メディア『THE RACE』は、「偉大な物語の始まり」と高く評価。また同メディアは、この大会が示した「モータースポーツ本来の魅力」にも言及している。

 フェルスタッペンは今回、「メルセデスAMG・チーム・フェルスタッペン・レーシング」の一員としてメルセデスGT3(3号車)を駆り、ダニエル・ジュンカデラ、ジュール・グーノン、ルーカス・アウアーとともに参戦。レース終盤まで首位争いを演じ、残り4時間を切った時点で初勝利に向けて大きく前進していたが、ジュンカデラの走行中、ドライブシャフト系統のトラブルが発生して急激にペースダウンを余儀なくされ、そのままピットへ戻る決断になった。
  車両はガレージへ運び込まれ、右リア周辺の点検が実施されたものの、最終的に致命的なドライブシャフトの問題が確認されたため、優勝戦線からの脱落を余儀なくされる運命に……。こうして、F1最強ドライバーの新たな挑戦は、9位という最終順位で幕を閉じたのだった。

 結果は残念なものとなったが、『THE RACE』はレース内容を高く評価。「ニュルブルクリンク24時間は、速さだけで勝てるレースではない。ここでは、運も不可欠だ。チーム・フェルスタッペンは全てを正しく行なった。ただ、最後まで生き残る1台ではなかったというだけだ」と総括している。

 そしてフェルスタッペンに対しては、そのパフォーマンスについて「F1ドライバーが別カテゴリーに来て力量差を見せた、という単純な話ではない。史上最高レベルのドライバーが、侮らない姿勢で別カテゴリーに飛び込み、自分がどれほど優れているかを示した」と絶賛し、「デビュー戦でいきなり勝ってしまうより、惜しくも届かなかった今回の方が、むしろ伝説的なストーリーになった。彼が勝てなかったことで、再挑戦への物語が生まれた。ニュルブルクリンクというレースそのものの価値も、さらに際立った」と続けた。
  F1とは全く異なるGTカーの世界においても。長く危険なノルドシュライフェを舞台に、耐久レース特有の交通処理や夜間走行にも素早く順応したために、同メディアは「ライバルたちが次々と“グリーンヘル”に飲み込まれていく中、フェルスタッペンは最後まで冷静だった」と賛辞をまじえて振り返っている。

 さらに同メディアは、「F1が忘れてはならないもの」と題した記事で、今回のニュルブルクリンク24時間から世界最高峰レースが学ぶべき点を列挙。まずチケット価格に注目し、週末通し券が69ポンド(約1万4700円)で販売され、観客動員は35万2000人に達した快挙を紹介し、この金額ではF1イギリス・グランプリで金曜フリー走行の一般席を購入さえ難しいと指摘し、「現在のF1は、多くのレースで経済的アクセス性を失っている。熱心なファンだけに高額負担を押しつけるべきではない」と警鐘を鳴らした。

 また、ファンがサーキット沿いに並び、ドライバーと極めて近い距離で交流できるニュルブルクリンク独特の雰囲気についても、「レースはファンなしには成立しないという事実を思い出させてくれる」と絶賛。F1のドライバーズパレードでは、観客が遠く隔離されている現状に疑問を呈し、「F1も、もっとファンとの距離を縮める方法を考えるべきだ」と訴えている。
  更に同メディアは、「2026年のニュルブルクリンク24時間が爆発的注目を集めた理由は、ひとりのドライバーの存在だった」と指摘。フェルスタッペンという絶大なスターが、「純粋にドライビングの挑戦を楽しみたい」という理由で参戦した姿勢が、世界中の関心を呼び込んだとしている。

 その一方で、現在のF1については厳しい視線を向け、「フェルスタッペンほど優れたスターが今、F1について否定的な言葉ばかり口にしているのであれば、それはF1の失敗だ」と断言。とりわけ、今季のレギュレーションに関する「エネルギー不足のマシン」への不満を引き合いに出し、「ニュルブルクリンクでは、全てがレースのために存在していた。しかしF1では時に、運営や商業化がショーを飲み込んでしまっている」と批判した。

 そして最後に、「ノルドシュライフェの森を歩いていて見えたのは、モータースポーツを愛する情熱的なファンと、限界まで攻め続けるレーシングカーだった。それこそが本来のモータースポーツだ」と綴って、記事を締め括っている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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