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勝ち続けてくれた仲間のために悔しさを力に変えて――背番号7が復活へ。大一番に闘志を燃やすMF長南開史の秘めたる想い「自分が引っ張っていかないと」【現地発】

勝ち続けてくれた仲間のために悔しさを力に変えて――背番号7が復活へ。大一番に闘志を燃やすMF長南開史の秘めたる想い「自分が引っ張っていかないと」【現地発】


 現地5月20日、U-17日本代表はサウジアラビア・ジェッダ市内でトレーニングを行なった。U-17アジアカップの準決勝は試合終了間際の劇的なゴールで1−1とし、最後はPK戦でウズベキスタンを撃破。あまりにもドラマチックな終わり方にチームの勢いは増し、22日に控える中国との決勝戦に向けてモチベーションがさらに高まったのは言うまでもない。

 20日の練習は疲労度を考慮し、前日の先発組を中心に室内でリカバリーとなり、今大会の出場時間が短い選手たちのみで1時間ほどのメニューを消化した。

 そのなかで虎視眈々と出番を伺うMF長南開史(柏/2年)は、決勝戦に向けて状態を上げているように見えた。3−4−2−1の右ウイングバックを主戦場とするサイドアタッカーだが、今大会の出場時間は限定的。開幕前から抱えていた怪我の状態を見ながら調整を進めていたため、カタールとの初戦(3−1)も後半開始からの出場となった。

 続く中国戦(2−1)はスタートからピッチに立ったものの、痛めていた箇所とは異なる場所を負傷し、55分に途中交代に。以降は別メニュー調整となり、U-17ワールドカップの出場が決まったインドネシアとの第3戦(3−1)はベンチから戦況を見つめ、決定の瞬間はピッチで迎えられなかった。

 本来であれば、プレーでチームを引っ張らないといけない立場。前回のU-17アジアカップ、そしてU-17ワールドカップを飛び級で経験しており、同じく世界とアジアを知る主将・CB元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/3年)とともに副キャプテンとしてチームを束ねなければならなかった。だが、思うようにチームに貢献できておらず、悔しさは人一倍。本人も想いを吐露する。
 
「自分が引っ張っていかないといけない。そういう気持ちだったんですけど、やっぱり自分がみんなに助けられてきている。その部分が大きかったなというのを感じている」

 やり場のない想いはあった。しかし、感情を表に出さずにリハビリを続け、怪我も徐々に癒え、段階的に練習へ合流。ウズベキスタンとの準決勝を前にほとんどのメニューを消化できるほどに回復し、決勝戦に向けてコンディションを取り戻しつつある。

 高校1年生だった昨年4月にプロ契約を結ぶなど、世代を代表する有望株として先頭を走ってきた。パワーとスピードはトップクラスで、インテンシティの高い守備も目を見張る。そうした本来の力を発揮できていないだけに、最後の中国戦は鬱憤を晴らすようなパフォーマンスを見せたいと意気込む。

「(1対1は)見せ場ですね。昨年のワールドカップではポルトガルのウイングとかとも対戦したので、やっぱり世界行くためには圧倒して勝たないといけない」

 わずか2試合の出場で、もちろん今大会のパフォーマンスに納得していない。今秋のU-17ワールドカップはもちろん、来年のU-20ワールドカップをターゲットとするチームでも活躍が期待されている男の勝負はここから。自身の価値を示せるか。このままでは終われない。決勝は柏から世界を目ざす背番号7に注目だ。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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