AEWコリジョンが現地時間20日、メイン州ポートランドで行われ、ウィル・オスプレイが柴田勝頼との一騎打ちに快勝。サモア・ジョーとのオーエン・ハート杯トーナメント1回戦へ向けて弾みをつけた。
オスプレイは今春、6ヵ月間の長期欠場から復帰したものの、4・12『AEWダイナスティ』でAEWコンチネンタル王者ジョン・モクスリーに敗北。「自分が本来あるべき姿になれていない」と考え、モクスリー率いるデスライダーズとともにトレーニングしている。これに異を唱えたのがThe OPP'sを率いるジョー。「ウィルはThe OPP'sと組むこともできたが、ジョン・モクスリーの腰巾着になることを選んだ」と批判。両者が5・24『AEWダブル・オア・ナッシング』で行われるオーエン・ハート杯トーナメント1回戦で対決することになった。
この日、オスプレイはThe OPP'sの一員である柴田との一騎打ちに登場。開始と同時に柴田が飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで絡みついた。オスプレイがロープに逃れても阻止し、エプロン、場外とブレーンバスターを連発。オスプレイをイスに座らせると、フロントキックで蹴倒す。リングに戻ってもコーナーに追い込んでのエルボー連打を浴びせた。
オスプレイも追尾式フロントハイキック、エルボー連打で反撃。柴田もすぐさま追尾式串刺しフロントハイキックで応戦したが、オスプレイはカウンターのフロントハイキックで場外に蹴落とし、プランチャを放っていく。リングに戻ってもハンドスプリングレッグラリアット、ミドルキック、スワンダイブ式エルボーの波状攻撃で追い討ち。ショルダーアームブリーカーと逆水平を交互に連発した。
柴田もパワーボム狙いを不時着し、フロントネックロックで捕獲。顔面への串刺し低空ドロップキック、ハーフハッチで巻き返し、サッカーボールキックを連打していく。オスプレイもサッカーボールキックでやり返し、ファルコンアロー、後頭部へのダイビングエルボーで追い討ち。ヒドゥンブレイドの構えに入ったが、The OPP'sの一員であるアンソニー・ボーエンズがリングサイドに現れて不発に終わらせた。
すかさず柴田が掟破りの逆ヒドゥンブレイドをさく裂。オスカッターを阻止してローブローを見舞うと。腕ひしぎ逆十字固め、三角絞めで捕らえた。が、オスプレイはパワーボムで脱出。そのままスタイルズクラッシュを敢行すると、間髪入れずヒドゥンブレイドを叩き込んで3カウントを奪った。
オスプレイが熱戦の末に柴田を撃破し、ジョーとのオーエン杯1回戦へ弾みをつけた。試合後、ジョーが現れ、「お前は俺の友人になることを選ばなかった。ダブル・オア・ナッシングでその報いを受けることになる」と通告。オスプレイは「俺の悪夢はデスライダーズによって終わった。彼らは俺を殺人鬼へと生まれ変わらせた」と言い切ると、「俺は夢を叶えるための道を歩み始める。オーエン杯を勝ち取り、AEW世界王座を手にする」と頂点の座を見据えた。

