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「8060日間の干ばつを終わらせた」22年ぶりプレミア制覇! 屈辱を払拭したアーセナルを現地メディア称賛「綿密に設計されたプロジェクトの結晶」

「8060日間の干ばつを終わらせた」22年ぶりプレミア制覇! 屈辱を払拭したアーセナルを現地メディア称賛「綿密に設計されたプロジェクトの結晶」

プレミアリーグ第37節で2位マンチェスター・シティがボーンマスと1-1で引き分けたため、首位アーセナルの22年ぶりとなるリーグ優勝が決定。2003-04シーズンに「インビンシブルズ」として無敗優勝を果たして以来となる悲願達成であり、近年はあと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたクラブにとって、待望の瞬間となった。

 英国の日刊紙『The Guardian』によれば、アーセナルの選手やスタッフはハートフォードシャー州の練習場に集まり、マンC対ボーンマス戦を観戦。試合終了の瞬間、デクラン・ライスはカイ・ハバーツ、ブカヨ・サカ、ウィリアム・サリバらと歓喜する写真をSNSに投稿し、「だから言っただろう......終わったんだ」と綴った。これは、先月マンCに敗れた後に彼が発した「まだ終わっていない」という言葉を踏まえたものだったという。

 練習場では、「チャンピオーネス」の大合唱が巻き起こり、エベレチ・エゼがテーブルの上で飛び跳ねる姿も確認された。クラブは、アーセン・ヴェンゲル元監督が赤ワインを片手に登場する記念映像も公開。「チャンピオンとは、他者が止まった後も前進し続ける者だ」というメッセージが添えられた。ミケル・アルテタ監督は、ジョゼ・モウリーニョに次ぐ若さでプレミアリーグを制した指揮官となり、『The Guardian』紙は「クラブ史上最高級の監督として地位を固めた」と評している。
  また、優勝決定後のブカヨ・サカによる「もう誰も、僕たちを笑わない」とのコメントも紹介され、彼はここで「ボトラーズ(勝負弱いチーム)」と揶揄された屈辱を忘れておらず、「22年だ。22年間ずっと笑われ、からかわれてきた。でも、もう違う。このトロフィーはこれから輝き続ける」と続けている。マイルズ・ルイス=スケリーもシャンパンボトルを手に、「僕たちはボトラーズと呼ばれた。でも今、僕たちはボトルを掲げている」と返し、クラブへの嘲笑を逆手にとって歓喜を表現した。

 同メディアは、アルテタ体制の6年間を「綿密に設計されたプロジェクトの結晶」と総括。2019年末に就任したスペイン人指揮官は、クラブ文化の再構築から着手し、1886年創設時代にちなむオリーブの木を練習場に持ち込み、「逆境の中でどう育てるか」を選手たちに説いたという。記事では、一時は“奇抜な演出”とも見られた手法が、結果としてチームの結束力を高めたと評価。ピエール=エメリク・オーバメヤン放出をはじめとする厳格な決断や、アンドレア・ベルタSD就任後の補強成功も、優勝の大きな要因だったと伝えている。 賛辞は、リーグ最少失点、最多クリーンシートを記録した守備力により多く寄せられたが、攻撃面での大きな武器となったセットプレーからの得点力についても、「69得点中、3分の1以上がセットプレーから生まれた」と同メディアは指摘し、「美しくなくても、勝ち切る力を身につけた」と評価。近年はマンCとの優勝争いで精神的に崩れることも多かったが、今回は4連続無失点勝利で逆転優勝を掴み取った。

 英公共放送局『BBC』は、アーセナルの優勝を「火と船とTikTokソングが支えたタイトル」と独特の切り口で特集し、アルテタ監督が不調時に「ネガティブな感情を火に投げ込め」と選手に語ったエピソードや、家族も招いたバーベキューで結束を強めていたことを紹介。また、AIで作られた選手名入りの応援ソングがチーム内で流行し、「実現しろ」が合言葉になっていたという。同メディアは「プロセスを信じろ」というアルテタの言葉が、ついに現実となったと評している。

 一方、米スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「8060日間の干ばつを終わらせた」との見出しを打ち、「最も華麗なチームではなかったかもしれない。しかし、タイトル争いは美しさを競うコンテストではない」と強調。モウリーニョ時代のチェルシーになぞらえながら、「守備を固め、セットプレーを武器にした現実主義こそが、アーセナルに優勝をもたらした」と分析した。そして、リーグ最少失点、最多クリーンシート、最多1-0勝利という数字を並べ、「勝利の土台を築いた」と高く評価している。
  続いてアーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は、「アルテタはペップ・グアルディオラを2年連続で上回った、史上初の監督になった」と紹介し、かつて師弟関係にあった両者について、「ペップはプレミアリーグを支配した伝説的存在だったが、ついにその呪縛は解かれた」と記述。また、優勝を決定づけた印象的な試合として、34節ニューカッスル戦の1-0勝利や、16節ウォルバーハンプトン戦での劇的勝利を挙げ、「以前のアーセナルなら落としていた試合を勝ち切ったのが最大の変化だった」と論じた。

 そしてサッカー専門サイト『football.london』は、ヴィクトル・ヨケレスやエゼら新戦力の成功、絶大な存在感を示したMFデクラン・ライスの他、GKダビド・ラヤ(クラブOBのパトリック・ヴィエラからは最高殊勲者に選定された)、サリバとガブリエウ・マガリャンイスのCBコンビによる鉄壁守備陣を称賛した上で、「成功と安定が今のアーセナルを定義している」とチャンピオン・チームを総括した。

 しかし同メディアは「これは終わりではなく始まりだ」と強調し、スタン・クロエンケ共同オーナーらの「シーズン終了後も立ち止まることはない」という声明を紹介して、「クラブは“王朝”の構築を目指している」と記述。今季はチャンピオンズリーグ決勝も控えており、「ダブル」達成の可能性も残されている。記事は「永遠に記憶に残るこのプレミアリーグ優勝は、しかしそれ以上の意味を持つ可能性があり、クラブの歴史において真に特別な時代の幕開けとなるかもしれない」と締められている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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