プロ野球において外国人投手を見ていると、ときに上半身投げが目立つ。これは上半身の力が強いからであり、日本人には不向きなのだが、
「それに似てるのが戸郷なのよ。もうぼちぼち下(半身)を使わないとダメだよって言ってるのに、上だけで投げてる。上だけで探るから、ボールの変化が少ない。それで真っ直ぐは行かなくなるでしょ。基本的に分かってないんだよ、ヤツは!」
こんなドギツイ直言をブチかましたのは、野球解説者の堀内恒夫氏だ。野球解説者・江本孟紀氏のYouTubeチャンネル〈江本孟紀チャンネル「エモやんの、人生ふらーりツマミグイ」〉で巨人・戸郷翔征を評したものだが、なにしろ昨年はずっと不調に陥っていた。今シーズン、5月19日のヤクルト戦でようやく、7回115球5安打無失点の熱投で初勝利を手にしている。
「だから戸郷の真っ直ぐは行かなくなっちゃう」
堀内氏は続けてこうも言う。
「真っ直ぐっていうのは、体全体を使って振り切るのよ。変化球は(腕を振り下ろす時に)必ずどこかでパッと止まる。……いや、止まらないよ。素人が見てたら分からないけど、止まる感じがするのよ。そこから捻ったりする。だから体を全部、振っちゃいけないの。腕だけ振る。変化球を多くすれば、体は止まるわけ。振ることを忘れちゃう。だから戸郷の真っ直ぐは、行かなくなっちゃうんだよ。残念ながら、あれがフォークボールピッチャーの末路よ」
ちなみに、この動画は4月20日に撮影されたようで、今季初勝利の投球には触れられていない。
菅野智之、田中将大らのフォーム改造に尽力した久保康生巡回投手コーチとともに、戸郷はシーズン中のフォーム変更を決断。今季に至っている。これについてもぜひ、堀内氏の意見をうかがいたいものだが…。
(所ひで/ユーチューブライター)

