
TVアニメ「異世界のんびり農家2」(毎週月曜深夜2:00-2:30ほか、テレ東ほか)の第6話が5月11日に放送され、新キャラが続々と大樹の村に来訪。天使族の次期族長であるキアービット(CV:大久保瑠美)の負けず嫌いキャラや、問題を抱えるドラゴンカップルにヒラクが授けたアドバイスが視聴者から反響を呼んだ。(以降、ネタバレが含まれます)
■「ドストライク過ぎる……」 初登場で視聴者の心を掴んだキアービット
4月6日にスタートした本作の放送も、早いことに折り返し。第6話「来客日和」では、そのタイトルが物語るように、新キャラが続々と大樹の村に押し寄せた。
インフェルノウルフやデーモンスパイダーなど、強力な魔獣が跋扈するために、本来は誰も寄りつかない“死の森”。そんな森の中にある大樹の村に恐れ知らず攻め入ってきたのは、天使族のキアービットたちだった。
事の発端は、しばらく前。グランマリア(CV:吉岡茉祐)が上空警備のための人員を求め、天使族の集落を訪れた。すると、次期族長のキアービットが激怒。なんでも天使族には、婿となる男性に厳しい試練を与えるしきたりがあるという。ゆえにティア(CV:洲崎綾)やグランマリアがしきたりを無視して男性と暮らしていることを知り、手勢を集めて村に乗り込んできたのだ。
しかし、あっさりとクロやザブトンたちに捕まってしまったキアービットたち。そのほとんどは街尾火楽(以下、ヒラク/CV:阿部敦)の「グランマリアの部下になるのであれば、特別に許す」という言葉を受け、態度を改める。だが、キアービットだけは頑なに反発し、仕方なくヒラクは「婿入りの試練」を受けることに。
試練は全部で5つ。「あまりの難しさに腰を抜かさないでちょうだい」と自信満々のキアービットだったが、そのどれもがヒラクにとっては奇跡的に容易くクリアできるものだった。
例えば、指定された相手と戦って勝つという、“武力”に自信のないヒラクには一見不利な試練。問題は戦う相手だが、キアービットが指定したのはまさかのルー(CV:下地紫野)だった。
天使族の天敵で、表向きは賞金首として逃亡していることになっているルー。そんな彼女がまさか大樹の村で暮らしていて、ヒラクの妻になっているとは思わなかったのだろう。息子を抱いてやってきたルーを見て、キアービットは愕然とする。
幸いにも戦う方法は指定されていなかったので、ヒラクはあっち向いてホイでルーに勝ち、見事試練をクリア。その他の試練も同じような形でクリアされ、焦ったキアービットは姑息な手段に出るが、ティアにきつく叱られてようやく大人しくなった。
その後は村にしばらく滞在し、警備についてアドバイスしたキアービット。優秀だけど、負けず嫌いでポンコツなところもある多面的なキャラクターに、視聴者からは「キアービット待ってました!負けず嫌いでずっと元気で可愛らしい」「いいキャラしてるわw」「残念かわいい」「声もキャラもドストライク過ぎる……」「キアービットさん最推しキャラになりそうだ」と反響があった。
■ヒラクのアドバイスに思わず感心! 夫婦になるために必要なことは?

続いて大樹の村にやってきたのは、ドラゴンのドマイム(CV:福山潤)。竜王ドースの息子の一人で、ドライム(CV:稲田徹)やハクレン(CV:伊藤かな恵)の弟だ。そんな彼の来訪の目的は、ある人から匿ってもらうため。そのある人とは、同じく竜族で、許嫁のクォン(CV:大西沙織)だった。
ドマイムを追って、大樹の村を訪れたクォン。一見すると上品で穏やかだが、ヒラクはその妙に威圧感のあるオーラに触れ、すぐさまドマイムが怯えている理由を理解する。クォンはドマイムが生まれた瞬間に立ち会っており、その時から結婚を望んでいたようだ。一途なのはいいことだが、愛が重たく、ちょっぴりヤンデレ気質。ゆえに何度も逃げ出そうとするドマイムを追いかけ回していた。
話題となったのは、そんな2人の関係を見かねたヒラクの対応だ。懲りもせずにクォンから逃げようとするドマイムを引き留め、「運命を受け入れろ」と諭すヒラク。その上で、結婚してもいい条件を手紙に書き、クォンに渡すように勧めた。
対して、クォンには「夫婦になるからにはお互いの気持ちを尊重すべきではないか?」と問いかける。今までの彼女は自分の気持ちを一方的にドマイムに押し付けてきた。重すぎる愛は相手にとっては負担になりかねない。かといって、ドマイムの要求を全て呑み、クォンばかりが我慢するのも違う。大事なのは、お互いに譲り合って、双方が納得できるあり方を見つけること。クォンもまたヒラクのアドバイスに従い、ドマイムへの要求を手紙に書いた。
そして何度か手紙のやりとりを続け、少しずつ関係を構築していった2人。村を出る頃には、ドマイムは以前のように怯えることなくクォンと一緒に仲良く連れ立っていた。さすがは既婚者と思うようなアドバイスでドラゴンカップルを結びつけたヒラク。誰かと生きる上で大切なことを教えてくれるエピソードに、視聴者からは「村長の人間力、すごいねぇ...」「手紙だと何度も読み返せるし熟考する時間もあり言葉のやり取りより相手を深く理解出来るのだなと痛感しました」「こうやってお互いが曝け出して話せる間柄になった方が過ごしやすいもんなんだよ」「なんかちょっと感動しちゃった」という声が上がった。
◆文=苫とり子

