2025年3月に負った左ヒザ前十字靭帯の断裂により、2025-26シーズンを全休したダラス・マーベリックスのカイリー・アービング。34歳のスターガードは来季、長いリハビリを経てコートにカムバック予定だ。
コンディションが万全ならば、卓越したスキルとハンドリングでオフェンスをリードできるため、間違いなく大きな戦力になるだろう。一方で、現在のマブズは19歳のクーパー・フラッグを中心としたチーム作りを進めており、若きエースとタイムラインが合わないこと、またジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)の解任も含め組織体制が変わったことから、トレードの可能性も噂されている。
ただ、フロントのトップは放出するつもりは一切なさそうだ。現地時間5月4日(日本時間5日、日付は以下同)にマブズの新球団社長に就任したマサイ・ウジリは、20日に行なわれた記者会見でアービングについて言及。「かつてケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ)に『カイリーはこの世界でオンリーワンの存在』と言われた」とその才能を称賛した上で、来季以降もチームの核となることを明言した。
「我々は、カイリーをチームにどうフィットさせるか、その方法を模索しなければならない。そして昨日まで、カイリーとそうした話し合いを重ねてきた。フィットすると思うよ。以前も話したが、カイリーがクーパー・フラッグとどのようにプレーするか非常に興味深い。彼はまさに、信じられないほどの才能を持つ選手だからね」
アービングはこれまでオールスターに9度、オールNBAチームに3度選出され、2016年にはクリーブランド・キャバリアーズの初優勝の原動力となったリーグトップクラスの実力者。
一方のフラッグも、ルーキーイヤーの今季は平均21.0点、6.7リバウンド、4.5アシストの見事な成績で新人王を獲得。4月には10代の選手として初となる50点超え(51得点)を叩き出すなど、現在のNBAにおいて将来が最も期待される選手の1人だ。
そんな2人がデュオとして機能すれば、他球団にとって脅威となるのは間違いない。来季のマブズは要注目チームのひとつと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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