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同時期に同じくサウジでACL2を制覇、“ガンバの先輩たち”の活躍が刺激に。U-17アジア杯制覇に王手、G大阪ユースの岡本新大が誓う決勝での躍動【現地発】

同時期に同じくサウジでACL2を制覇、“ガンバの先輩たち”の活躍が刺激に。U-17アジア杯制覇に王手、G大阪ユースの岡本新大が誓う決勝での躍動【現地発】


 2大会ぶりとなるアジア王者まであと1勝――。現地5月21日、U-17アジアカップの決勝を翌日に控えているU-17日本代表は、サウジアラビア・ジェッダ市内で最後のトレーニングを行なった。

 グループステージで上位2か国に入り、今秋のU-17ワールドカップ出場を決めている日本にとって、次なる目標はアジア制覇。ウズベキスタンとの準決勝は終了間際の同点弾で劇的なPK勝利を収め、勢いに乗った状態で決勝に臨む。

 23人がグラウンドに顔を揃えた“最後”の練習では、1時間ほど戦術確認やセットプレーの確認を行ない、翌日の決勝に向けて調整を図った。選手たちの表情は明るく、自信に満ち溢れている様子が見て取れる。リラックスしたなかにも緊張感があり、グループステージ第2戦で2−1で勝利している中国に対して油断はない。

 また、練習開始の直前にはU-17ワールドカップの組み合わせ抽選会があり、コロンビア、ホンジュラス、セルビアとの対戦も決まった。選手たちは決勝に集中しつつも、気持ちを新たにしたのは確かだ。

 そのなかで、モチベーションを高めている選手のひとりが、G大阪ユースに所属するMF岡本新大(2年)だ。小野ジャパンでは3−4−2−1の右ウイングバックを主戦場としつつ、左ウイングバックやシャドーでも起用される。まさに攻撃のマルチロールで、機動力を活かした仕掛けは強烈だ。今大会は全5試合に出場し、うち4試合が先発出場。インドネシアとの第3戦(3−1)では左サイドからのクロスにファーで合わせ、途中出場ながらチームの3点目を奪っている。
 
 連戦のなかでもコンディションは上がっており、本人も「自分の良さを出してチャンスメイクをしたい」と意気込む。

 右肩上がりで成長を続ける一方で、今年の1月にはトップチームのキャンプに参加した点も大きな転機になった。ユースの先輩でもあるFW食野亮太郎から多くのことを学んだからだ。

「めちゃくちゃ上手いし、シュートがすごい。身体も強くてボールも取られないし、守備もできる。自分もそこを目ざしたい」

 以降は自主練習でシュートに取り組むなど、先輩の背中を追いかけてきた。その食野や昨年はユースでともに戦ったGK荒木琉偉が今大会と同じタイミングでACL2の決勝を戦い、大きな刺激になっている。

 U-17日本代表がタジキスタンとの準々決勝(5−0)を制した翌日、ジェッダから約1000キロ離れたリヤドで、先輩たちがACL2のファイナルを戦っていた。クリスティアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョアン・フェリックスなど、各国の代表選手を擁するアル・ナスルを1−0で撃破したトップチームを、滞在しているホテルで応援。「自分もそういう舞台にいかないといけない」と気持ちを昂らせ、次は自分と言わんばかりにモチベーションを高めた。

 残された試合は決勝だけ。第3戦以降、ゴールがない岡本にとって中国戦で求めるのはチームの勝利と自身の得点だ。先輩に続くべく、次は自分の活躍でアジアの頂点を掴み取ってみせる。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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