
【問題】
耳では馴染みのある言葉ですが、漢字一文字に送り仮名が付くと途端に読めなくなる人が続出します。「戦」という漢字にこんな読み方があったとは驚きです。
★ ヒント
恐怖や寒さで体がブルブルと震えることを表す言葉です。「恐怖に○○○○」のように使います。「戦」の字が使われているのには理由があります。
【解説】

「戦く」は「おののく」と読み、恐怖や寒さ、感動などで体が小刻みに震えることを意味します。「戦」という漢字には「たたかう」「いくさ」の他に「おののく」「ふるえる」という訓読みがあります。戦場で兵士が恐怖に震える様子から、この字に「おののく」の意味が込められたとされています。同じく「戦慄(せんりつ)」の「戦」も震えるという意味で使われており、共通の語感があります。古語では「をののく」と表記され、万葉集の時代から使われてきた歴史の長い言葉です。現代でも小説やドラマなどで「恐怖に戦く」という表現はよく見かけます。「戦」の字にこれほど多彩な読み方があることを知ると、漢字の奥深さを改めて感じますね。
身近な漢字にも意外な読み方が隠れているものですね。次回もびっくりするような難読漢字をご用意していますので、お楽しみに!



