
直美役の上坂樹里さんプロフィール写真
【画像】え、「直美に似てる」「ぱっちりした目の美人」 コチラが2月に発表されてた『風、薫る』夕凪役のキャストです
「もういい年」と言われていたが
2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』第8週では、主人公のひとりで孤児の「大家直美(演:上坂樹里)」の母親が、「夕凪」という女郎かもしれないと話題になっています。SNSでは夕凪とはどんな人物なのか気になる人の声が続出していましたが、実はもう夕凪役のキャストは3か月前に発表されていました。
※この記事では、『風、薫る』のネタバレにつながる情報に触れています。
『風、薫る』38話では、直美が街中で男から夕凪に間違えられる場面がありました。39話では、再会した詐欺師「寛太(演:藤原季節)」が、夕凪について調べると約束してくれています。
直美に話しかけた男は、「よく考えたら夕凪はもういい年だ」「女郎がいたんだ。昔、少し世話になった」と語っていました。そんな夕凪役には、ある程度年配の女優を想像した方も多いでしょうが、放送開始前の2026年2月25日にNHKから発表された夕凪役のキャストは、現在30歳の村上穂乃佳さんです。
村上さんは目鼻立ちがはっきりしており、たしかに直美役の上坂樹里さんに似ているといえます。ただ、「もういい年」というにはさすがに若すぎるので、老けメイクなどをして出てくるのかもしれません。
夕凪は『風、薫る』公式サイトで、「心中未遂で帝都医大病院に搬送されてきた女郎」と説明されています。また、村上さんは発表時のコメントで「女郎として生きている彼女の人生は決して穏やかなものではありませんが、その中で何を手放さずにいたのかを日々考え続けています」と語っていました。夕凪が本当に直美の母なのかは分かりませんが、女郎として苦難の多い人生を送った彼女が赤ん坊を産むも育てられず捨ててしまった、という可能性は高そうです。
夕凪が直美たちのいる病院に搬送されてくるのが第何週なのかは不明ですが、実は史実でも似た事件が起きていました。もうひとりの主人公「一ノ瀬りん(演:見上愛)」の「モチーフ」である大関和(おおぜき・ちか)の生涯についてまとめた、『風、薫る』の原案書籍『明治のナイチンゲール 大関和物語』には、ある女郎の心中未遂に関する記述があります。
和が1888年10月から看護婦として実習をしていた帝国大学医科大学付属第一医院(現:東京大学医学部附属病院)の近くには遊郭があり、あるとき客と心中しようとしてカミソリで喉を切るも死にきれなかった女郎が運び込まれてきたそうです。夕凪は、この女郎がモデルだと思われます。
このとき、女郎に果物や洋菓子、新約聖書などの贈り物をしたのが、乳がんの手術で同じ第一医院に入院していた華族の貴婦人・三宮八重野(外交官・三宮義胤の妻)でした。この八重野は、第8週で乳がんに苦しめられている侯爵夫人「和泉千佳子(演:仲間由紀恵)」のモデルと思われます。
おそらく、夕凪は千佳子が退院する前に帝都医大に搬送され、そこで史実を踏襲した贈り物のエピソードが描かれるのではないでしょうか。その際に夕凪が直美の母親なのか、判明するはずです。
ちなみに直美はモチーフである和の同期・鈴木雅から、大きく設定が変更されています。雅は静岡の武家の娘で、看護婦になる前に結婚し、その後夫を亡くした2児のシングルマザーでした。直美の親探しは完全にドラマオリジナルのエピソードなので、今後どのように展開するのかは予測不能です。
