デトロイト・タイガースのタリク・スクーバルのトレードの可能性が高まっている。現地5月21日、米誌『Sports Illustrated』が報じた。
2年連続でアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しているエース左腕の動向は、メジャーリーグ全体の勢力図を大きく揺るがす可能性がある。
同誌は、タイガースの窮状について「現在6連敗中で、5月はここまで19試合で15敗を喫し、今季20勝31敗となり、ア・リーグ中地区首位クリーブランド・ガーディアンズから9.5ゲーム差、ワイルドカード圏内からも5ゲーム差の地区最下位に沈んでいる」と詳細を伝えた。
こうした状況を受け、肘の遊離体除去手術から早期復帰を目指してブルペン投球を再開しているスクーバルの去就について、米誌『New York Post』のジョン・ヘイマン記者が自身のXで「スクーバルのトレードの可能性は高まっている」と投稿した。理由として以下の4点を挙げている。
「直近16試合で2勝14敗、最下位でワイルドカード争いでも5ゲーム差」
「先発5人が負傷者リスト入り」
「スクーバルは肘の内視鏡手術後、順調に回復している」
「タイガースがスクーバルと契約延長できる可能性はゼロに等しい」
『Sports Illustrated』は、スクーバルが負傷前まで7試合で防御率2.70を記録していた点にも触れ、「コンディションが戻れば、どの球団にとってもゲームチェンジャーになる存在」と報道。さらに、今季終了後にフリーエージェントとなるため、「トッププロスペクト(超有望株)のパッケージを提示できれば、どの球団にも獲得の可能性がある」と伝えている。
チームの低迷が長引けば、今夏のトレード期限に向けた最大の目玉として、この最強左腕を巡る争奪戦が激化することは確実とみられる。
構成●THE DIGEST編集部
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