
劇場用実写映画『秒速5センチメートル』ポスタービジュアル (C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会
【画像】美化されすぎ…か? こちらが『秒速5センチメートル』主人公を演じる男性です(4枚)
アニメの美しい描写を実写でも!
新海誠監督作品といえば、何度でも観返したくなる圧倒的なアニメーション美と心を揺さぶるストーリーが多くの人から愛されています。そのなかで不朽の名作にして新海ワールドの原点と言われる『秒速5センチメートル』の実写映画が2025年10月10日より公開されます。
これまで、新海監督のアニメーションが実写映像化されたことはなく、この作品が初の実写化作品となります。では、仮に今後ほかの新海監督の作品が実写化されていく場合、どの作品の実写化が観てみたいでしょうか?
マグミクスでは2024年9月24日から現在まで「新海誠監督の作品で実写化が観たい作品は?」というアンケートを実施しています。現状、どの作品が実写化への期待値が高いのか、中間結果TOP3を発表します。
3位は『君の名は。』でした。この作品は、メインキャラクターが時や場所を超えて「入れ替わる」様子が描かれ、幅広い世代の心に刺さるストーリーからリピーターが続出、社会現象を巻き起こした作品です。
『君の名は。』へ投票した人が実写化で期待しているのは、彗星の演出でした。アニメ版でもとても美しい光景が話題になりましたが、「CG版も気になる」という声があがっています。ほかには「大人になった(バージョンを)神木隆之介さんと上白石萌音さんで観てみたい」「実写版にするとすごく綺麗そう」といった声もあがっています。
2位は『言の葉の庭』でした。この作品は雨の日に偶然出会った男女の恋の物語です。あまりにも美しい雨の情景は、「雨が嫌い」という人がアニメを見た後に「次の雨の日が楽しみ」と意見を変えてしまうほど、ファンを圧倒しました。
実写化される場合、期待されているポイントは、やはり「雨の描写」です。アニメの美しい雨が実写では同再現されるのか、気になる人が多いようです。また「実在する場所なので、美しい雨の景色を実写で観たい」「甘いラブストーリーに癒やされたい」といった声もあがっていました。
1位は「どの作品も実写化を望まない」です。実写化作品は原作ファンが「イメージと違う」と感じてしまう場合が少なくありません。実写化への不安から「実写化を望まない」への票が集まったのでしょう。2位、3位の作品にも「世界観が現実に近いから」という理由で票を投じたファンがいたことからも、その様子がうかがえます。
『秒速5センチメートル』実写化の情報解禁時は不安の声が多くあがっていましたが、解禁され始めた予告映像から期待の声もあがりはじめています。劇場用実写映画『秒速5センチメートル』では、実写化反対を唸らせられるのか、注視していきたいです。
