『NEVER GIVE UP 2026 PHASE-1』後楽園ホール(2026年5月22日)
△長井満也&小島聡vs船木誠勝&諏訪魔△
船木&諏訪魔が長井&小島と熱戦ドロー。タッグ継続に色気を見せた。
諏訪魔が2023年11・17後楽園大会以来、2年半ぶりにドラディション参戦。かつて全日本で三冠ヘビー級王座を争った船木とタッグを結成した。相手は長井&小島。元全日本4人、元三冠王者3人が集った一戦となった。
長井と船木がアキレス腱固めを極め合うなどUWF色濃い攻防を展開すれば、小島と諏訪魔はショルダータックルでなぎ倒し合う真っ向勝負。小島と長井がダブルバックエルボーを叩き込んだが、諏訪魔は長井を場外戦に持ち込み、イスで殴打したり、「西」の鉄看板に激突させたりと徹底的に反撃。加勢に駆けつけた小島を蹴散らす大暴れを見せた。
リングに戻った諏訪魔が長井を捕まえると、船木がチョップを連発する連係が成立。船木は三角絞め、アキレス腱固めで絞め上げる。諏訪魔はダブルチョップを乱れ打った。長井が劣勢から逃れると小島がマシンガン逆水平、行っちゃうぞエルボーで挽回。エルボー連打、ローリングエルボー、DDTの波状攻撃に出た。
諏訪魔もコジコジカッターを阻止し、串刺しラリアット、フロントスープレックスの連続攻撃で逆襲。ラストライドが不発に終わってもラリアットを叩き込んだが、小島も2発目を相打ちに持ち込んだ。諏訪魔がジャーマンでぶん投げると、小島はコジコジカッターで応戦。ならばと船木が長井にミドルキック連打を浴びせ、チキンウイングフェースロックで捕獲。諏訪魔もスリーパーで小島を分断した。
なおも船木がミドルキック、諏訪魔がダブルチョップを交互に連打したが、長井は船木の蹴り足をキャッチしてのキャプチュードで逆襲。小島がCCDで援護射撃すると、長井は魔界ドライバーで突き刺し、ストレッチプラムで絞め上げる。小島は川田殺しで諏訪魔を分断した。最後は諏訪魔が左ラリアット、バックドロップで長井を攻め込んだが、長井もジャーマンを飛びつきヒザ十字固めで切り返して譲らず。20分時間切れのゴングが鳴らされた。
勝利こそならなかったものの船木と諏訪魔は好感触。全日本時代に組むことはほとんどなかったものの、諏訪魔が「船木&諏訪魔組っていうのは危ねえチームだっていうのがよくわかった。可能性を感じたね、物凄い。これ負けねえじゃねえか、どこにも」と言い切れば、船木は「三冠とチャンピオン・カーニバルで散々やりましたからね。全部知ってるんで。何回も見た動きなんで、だいたいわかります」と戦ってきたからこその“阿吽の呼吸"を強調。「じゃあ、最強タッグに出ましょうか」と呼びかけると、諏訪魔も「十分いけるんじゃない? あとはどこの団体が目をつけるかってところだと思うよ」と呼応していた。
【試合後の船木&諏訪魔】
▼諏訪魔「いやあ、船木&諏訪魔組っていうのは危ねえチームだっていうのがよくわかった。可能性を感じたね、物凄い。これ負けねえじゃねえか、どこにも」
▼船木「じゃあ、最強タッグに出ましょうか(笑)」
▼諏訪魔「手応えを感じる。凄いよ」
▼船木「三冠とチャンピオン・カーニバルで散々やりましたからね。全部知ってるんで」
▼諏訪魔「そうそう。やっぱね、何年ブランクがあっても、すぐ何を求めているかとか。逆にあっと思ってこっちも」
▼船木「何回も見た動きなんで、だいたいわかります」
▼諏訪魔「そこは以心伝心できたのかなっていうのは収穫ですね」
▼船木「最強タッグで」
▼諏訪魔「船木&諏訪魔組、これはちょっと可能性あるな」
▼船木「実は自分、全日本に入って、最初に組んだんですよ。初めてのシリーズで。それが諏訪魔選手と。そこからはちょっとあれになったんで」
▼諏訪魔「罵り合って、バチバチやってたんだけど、でも今になって気づくっていうね、この可能性に。十分いけるんじゃない? あとはどこの団体が目をつけるかってところだと思うよ」
▼船木「最強タッグで全日本とか」
▼諏訪魔「おお、全日本。凄いよ。いや、でも長井満也、あと息子、ジュニアだな。あの野郎、腹立ってくるな、見てるだけで。あんな親父についていっちゃダメだよ。俺はハッキリ言うよ。親ガチャっていうの? 今。そういう時代だよね。親ガチャ間違えって。俺もよくガキに言われるけど、あいつも間違えたな。みんな親ガチャ失敗だ。そこからどうやって修正していくかだからね」
▼船木「ありがとうございました」
▼諏訪魔「ありがとうございます」
【試合後の長井&小島】
▼長井「小島さん」
▼小島「ありがとうございました」
▼長井「俺、小島さんがいないと思って、始められないと思ったら、小島さんもうひとりでインタビュー始めてるから」
▼小島「ごめん。ありがとうございました。なかなかないですもんね、組むのはね」
▼長井「いやあ、今まで散々試合をしてきましたけど、こんな2人でのタッグなんてないですもんね」
▼小島「初めてだ、やっぱり」
▼長井「俺も一緒に『いっちゃうぞ、バカヤロー』を言いたかったですけど」
▼小島「言ってください。それしかないんで」
▼長井「次、もう一丁お願いします」
▼小島「お願いします。ありがとうございました」
▼長井「いやあ、小島さん、コンディションメチャメチャいいですね」
▼小島「いえいえ、もうしんどいです」
▼長井「でも、今までずっと試合してなかった小島さんとタッグ組めたんで、レスラー生活を長くやってみるもんだなと思いました。小島さん、また機会があったらドラディションにぜひ」
※長井は先に控室へ
▼小島「ぜひ。ありがとうございます。よろしくお願いします。長井満也戦で思い出すのは、2002年、私が全日本プロレスに所属になって、最初のチャンピオン・カーニバルで対戦した試合がここ(後楽園ホール)でありました。凄くそれがいろんな意味で噛み合って、それから私の全日本プロレスライフは充実したものになりました。凄くだから記憶に残っています。本当に今日、こうやってまたずっと敵対してたけども、また組めるようになって、いろんなことがあるなと思って嬉しかったです。そして、盟友・天山広吉が引退発表して初めての試合です。俺にとって今日からの試合はずっと特別なものになる。今までもいろんな意味で特別だったけど、今回はこれから始まる試合、いろんなものが全部特別な試合になる。1試合も見逃さないでほしい。天山にいろんなものを届けて、天山の引退試合できるかまだわからないけど、だけど俺にとってはもう勝手に対戦相手できるものだと思ってるから。こればっかりはわからないけどさ。だけど、それぐらい俺にとってこれからの試合は大事なものになっていくと断言します。本当にこれからの小島聡に注目してください。ありがとうございました」

