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えっもう登場? 明日『ばけばけ』10話はお見合いの行方以外に「朝ドラ3度目の女優(40)」にも注目

えっもう登場? 明日『ばけばけ』10話はお見合いの行方以外に「朝ドラ3度目の女優(40)」にも注目


『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)

【画像】えっ「モデルの方も女優みたい」 コチラが『ばけばけ』注目女優(40)と「小泉八雲の伝記書いた」美人ジャーナリストです

注目女優がもう登場?

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、1890年に来日し『怪談』『知られぬ日本の面影』などの名作文学を残した小泉八雲さん(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え数々の怪談を語った妻の小泉セツさんの生涯をモデルにした物語です。主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が婿をもらうためのお見合いが主軸となっている第2週10話では、9話で登場した士族の見合い相手「山根銀二郎(演:寛一郎)」とトキが結婚に至るのか、注目が集まっています。また、10話のギャラリーを見ると驚きの人物もいました。

※ここから先の記事では『ばけばけ』10話のネタバレに触れています。

『ばけばけ』公式サイトにある10話のあらすじを見ると、松野家と山根家のお見合いは上手くいきそうな雰囲気になるもの、トキは結婚が現実味を帯びてきてためらってしまうそうです。銀二郎はそこで、ある「特別な場所」へ行ってみたいと、トキを散歩に誘います。彼らはいったいどこへ行くのでしょうか。

 また、発表されている10話の場面写真を見てみると、黒板の前にいるトキの未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストゥ)」と、シャーロット・ケイト・フォックスさん演じる「イライザ・ベルズブランド」がデスクに座っている姿が確認できます。

『ばけばけ』視聴者の間では以前から、2014年の『マッサン』でヒロイン役を務め、2016年の『べっぴんさん』に続き3回目の連続テレビ小説となるフォックスさんの出演が注目されていました。2週目で早くも登場となり、話題を呼びそうです。

 フォックスさんが演じるイライザは、公式サイトで「アメリカで活躍する女性記者でヘブンの同僚。聡明で、世界を飛び回る行動力を兼ね備えた“パーフェクトウーマン”。ヘブンに日本行きを勧める」と説明されています。ヘブンとイライザはトキたちがお見合いをしている1886年時点で、アメリカのニューオーリンズにいるようです。

 そのイライザのモデルはエリザベス・ビスランドさん(1861年~1929年)という、文字通り「世界を飛び回った」女性ジャーナリストだと思われます。ビスランドさんは、1882年に当時ニューオーリンズで新聞記者をしていたラフカディオ・ハーンさんが書いた記事に影響され、21歳で彼の同僚になりました。

 その後、ビスランドさんはニューヨークに移住して雑誌「コスモポリタン」の編集者になり、1889年11月から小説『八十日間世界一周』(著:ジュール・ヴェルヌ)をモデルとする、世界1周旅行の企画に出発します。そのなかで訪れた日本を気に入った彼女は、日本での体験を元同僚のハーンさんに語ったそうです。

 ビスランドさんはハーンさんが1890年に日本に渡ってからも手紙のやり取りを続け、ハーンさんの死後の1906年にはアメリカで『ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡(The Life and Letters of Lafcadio Hearn)』という伝記を刊行しました。また、トキのモデルの小泉セツさんとも交流を続け、来日した際は必ず小泉家を訪れたといいます。

 モデルの人物を見ると、フォックスさん演じるイライザはヘブンに日本へ行くきっかけを与えるだけでなく、今後も重要な役割を果たしそうです。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『小泉セツ 八雲と「怪談」を作り上げたばけばけの物語』(三才ブックス)、『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』(著:工藤美代子/毎日新聞出版)

配信元: マグミクス

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