
SUPER EIGHTの丸山隆平が、5月23日に都内で開催された映画「名無し」公開記念舞台あいさつに佐藤二朗、MEGUMI、佐々木蔵之介、城定秀夫監督と共に登場。作品にちなんで、ネーミングにまつわるエピソードを披露した。
■お蔵入り寸前の企画が城定監督のメガホンで映画化
本作は、俳優・脚本家・映画監督として活躍する佐藤が映画化に向けて執筆したものの、お蔵入り寸前だったオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒氏の作画によって漫画化。数奇な運命を背負った“異能の男”山田太郎(佐藤)の希望と絶望、そして狂気を描き出すサイコバイオレンス作品だ。佐藤が脚本と主演、城定監督のメガホンでこのほど映画化され、5月22日に劇場公開を迎えた。
丸山は、身寄りも名前もなかった少年期の“名無し”=山田太郎の名付け親となる巡査・照夫役。22日に公開を迎え、周囲の反響を「(この世界を)対岸のことのように感じた、という方もいますが、人によって育ってきた環境は違うから、重なる部分がある方も見て何か感じてくださってる、という声はうれしいですね」と、さまざまな環境に暮らす人に関心を持って見てもらえていることを喜んだ。
また、作品にちなんで「名前をつける」ということにまつわるエピソードを求められると、丸山は真っ先に挙手し、「僕たち大きな転機がありまして、グループ名を変えるということで、SUPER EIGHTというグループになったんですけど」と切り出し、2024年2月4日をもって関ジャニ∞からSUPER EIGHTに改名した当時のエピソードを披露。
丸山は「ファンの方と共有するものなので、メンバーで何日もかけてホワイトボードの前でああでもない、こうでもないというのをやった時間が、よりグループの絆というか、そういう機会を与えていただいたことによって強くなった感じがして。それぞれがそれぞれの場所で活躍しているので、5人でじっくり話すというのもライブの打ち合わせぐらいしかなかったんです。それ以外で大事なことを話し合う機会を頂けたことによって、グループがもっと強くなったなと」と振り返った。
続けて「それでSUPER EIGHTって発表することになるんですけど、なんか分からんけど、みんな半笑いで『SUPER EIGHTで~す』って」と照れ笑いしつつ、「そういう経験は僕の人生の上で大きな名前に関する話です」と話すと、佐藤は「丸山、すごくいい話だった。名前をつけるってのは大事なことだからな」と目を細めていた。
■自分の中に潜む“怪物”とは?「満月と新月がよろしくない」
さらに、本作は数奇な運命を背負った山田の狂気が描かれた作品ということで、自分の中に潜む“怪物”は?という質問が。
これに、丸山は「僕アイドルをやっているんで、『怪物が自分の中にいる』なんて言うとちょっと変なことになるんですけど」と前置きした上で、「満月と新月があまりよろしくないんですよ。月齢カレンダーをアプリに入れてまして、『なんか今日イライラすんな』とか、優しくされても全部皮肉に受け取ってしまうとき、月齢カレンダーを見たら大体満月か新月なんです。人間も自然の生き物なんで、そういうことが起こるのかなと。分かる人いますよね?」と観客に同意を求めるも、あまり手が挙がらなかった。
それでも丸山は「(満月・新月の日は)極力、人に会わないようにしないと、『ああん?』みたいな感じになっちゃうんで。そういうイメージないじゃないですか、僕って。かわいくてキュートで、劇中にも出てくるような優しい感じで…」とおどけると、MEGUMIに「あんまり自分では言わないね」と優しくたしなめられていた。
映画「名無し」は5月22日より全国公開中。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

