最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
SUPER BEAVER・渋谷龍太「俺はやっぱりステージ至上主義」ライブ&ドキュメンタリー映画への思いとバンドの“軸”を語る

SUPER BEAVER・渋谷龍太「俺はやっぱりステージ至上主義」ライブ&ドキュメンタリー映画への思いとバンドの“軸”を語る

「SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-」の初日舞台挨拶に登壇したSUPER BEAVER、若菜俊哉監督
「SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-」の初日舞台挨拶に登壇したSUPER BEAVER、若菜俊哉監督 / ※ザテレビジョン撮影

ロックバンド・SUPER BEAVERの20周年アニバーサリーイヤーとなる1年に密着した映画「SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-」の初日舞台挨拶が5月22日に都内で開催され、SUPER BEAVERの渋谷龍太(Vo)、柳沢亮太(Gt)、上杉研太(Ba)、藤原“37才”広明(Dr)、監督の若菜俊哉が登壇。20周年イヤーを振り返っての思いや、密着されていたことへの感想などを明かした。

■SUPER BEAVERの20周年アニバーサリーとなる1年に密着

SUPER BEAVERは、10代から苦楽を共に乗り越えてきた渋谷、柳沢、上杉、藤原のメンバーで構成されるロックバンド。2005年の結成から20年、一度はメジャーを離れる挫折を味わいながらも真っすぐ丁寧に“人”を歌い、真剣に“あなた”に向き合い続け、這い上がり、現在は日本の音楽シーンで熱い視線を集める存在となっている。

今作は、そんなSUPER BEAVERの20周年アニバーサリーとなる激動の1年に密着。これまで決して観客の前で見せることのなかった舞台裏と圧倒的なライブパフォーマンスを、劇場の大画面と迫力のある音響で体感できるSUPER BEAVER史上初となるライブ&ドキュメンタリー映画だ。

■上杉「今のSUPER BEAVERという生命体の現在地が映されている」

最初に渋谷は「この映画が自分たちにとってどういうものになるのかというのは皆目見当もつかない状態でここに立たせてもらっていて。先ほど、上映後の舞台挨拶でここに立たせていただいたのですが、(観客の)顔が違うんですよね。今の方が圧倒的ににこにこ、元気なんですよ。つまり映画を見た後にこの顔になれないという!」と笑いを誘うと、すかさず藤原が「ワクワクしてるんですよ!」とフォローし、会場から笑いが起きる。渋谷は「ワクワクしてるのね。内容的には俺は見てないから分かんないですが、いろいろなものが映ってると思います。ありのまま受け止めていただけたらうれしいです」と笑顔であいさつ。

さらに、柳沢は「この作品は主演というよりはずっと観察されているというような映画だったので、実感みたいなものがあるかと言われるとちょっといささか不思議なところではあるんですけど」と振り返り、「おかげさまでこの20周年、20年活動してきましたが、今一度、この20年を考えさせていただけるきっかけにもなったなと思いますし、まさか今日もたくさんメディアの方もいらっしゃってくださってありがとうございますなんですが。こんな未来があるとは思ってなかったなということを改めて感じさせていただける作品になっていると思います。最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。

続いて、上杉は「この映画に携わってくださった方、1年間密着して一緒にみんなと向き合ってくださった方、そして本日来てくださる方、日々SUPER BEAVERを愛してくださっている方、ありがとうございます。今のSUPER BEAVERという生命体の現在地が映されているのではないかなと思っているので、ありのままに感じていただけたらいいなと思います。この作品が形になることにより、自分たちも新しいところに行けるのではないか、とまで思っているところもあるので。ちょっと重たく見ちゃうかもしれないですが楽しんでくださったらいいなと思います」とメッセージを送り、藤原は「1年間密着していただいて、メンバーそれぞれの本当の思いや、ビーバーが普段どういうこと考えて活動しているのかがぎゅっと詰まった作品になっているなと思うので、ぜひ楽しんでほしいです」とアピール。

また、若菜監督は「この作品はファンムービーなのか、ドキュメンタリーなのか、メンバーが確認しないまま物事が進み、チェックがない状態で完パケを迎えるという異例な作品です」と説明。「皆さんが見たかったSUPER BEAVERの姿もあるかもしれないですし、“これは見たくなかった”と思う場面もひょっとしたらあるかもしれません。でも、それを含めてありのままのSUPER BEAVERとして受け止めて、もっと好きになってもらえたらうれしいなと思っております」と思いを語った。

■藤原、20周年は「大変な思いもしてしんどかったですが、すごいありがたい気持ち」

今作の制作経緯を聞かれた若菜監督は「昔から知っていたわけではなく、『東京リベンジャーズ』シリーズなどで皆さんの名前が世に出た時から知っているんですが、まず同い年というところに引っかかったのが結構大きくて。(渋谷と上杉と)僕は同い年で、2人(柳沢と藤原)は一つ下なんですが、活躍している同級生ってかっこよくない?というところから始まり、憧れの同じクラスのなんかかっこいい人を追っかけたいという気持ちが最初にありました。で、映画という形に落とし込めば、ドキュメンタリーで皆さんといつも一緒にいるので、いろいろ知れるのではないかなと思い、今はすごく腑に落ちています」とコメント。

また、20周年イヤーを振り返った渋谷は「ハードでしたね。しんどかった」と率直な心境を吐露。続けて、「楽しいこともすごく多かったですが、引きで見た時に一番出てくるのがそれかもしれない。でもなんで自分がしんどかったのかというと、何をしたら楽しいかなとか、何をしたら喜んでもらえるかなというのをまず考えたからというのがあり、それに対して自分が追い付かなくなり、勝手に自分で自分の首を絞めてたみたいなところが往々にありました」と明かし、その上で、「しんどかった1年を経て、SUPER BEAVERというバンドが、一体何を一番大事に考えて音楽を一緒にやっているのかというのを考えた時に、“うれしいな”とか“楽しいな”とか思って欲しいなという気持ちがあり、その気持ちがものすごく強く、それしかないぐらいまで思うことができました。大変だったなとは思いますが、あって良かったなと思いますし、大事なことを再確認することができたので、すごく良かったなと個人的には思っています。いつもありがとうございます」と丁寧に語った。

また、藤原も「ありがたいことにすごく忙しくさせていただいてたなという感じもあります。楽しんでほしい、喜んでもらいたい、じゃあこういうことをやろうとみんなでアイデアを出して決めていったらものすごいスケジュールになっていて、いつ休むんだろう?いつ練習するんだろう?という状態でした。また、いろいろな人と人との繋がりを僕らはすごく大事にしてやってきたので、20周年だったらこういうことを一緒にやろうよとか、こういうことしてよと声をかけていただくと応えたいという気持ちもありました。でも、よくよく考えると、20周年だけがというよりは、ここ10年ぐらいはずっとそうだったなという感じがしています」と当時を回想。「でも、ぶーちゃん(渋谷の愛称)みたいにしんどいと思うときはもちろんありましたが、こうやって長くここまでやれてきたのは、そういういろいろな人の思いを受け止め、それが自分のエネルギーになっているので、大変な思いもしてしんどかったですが、すごいありがたい気持ちで20周年を過ごしていた」と感謝を込めて振り返った。

■柳沢「ものすごい長い時間をかけてSUPER BEAVERというバンドは今日までやってきた」

1年間にわたる密着取材が行われた本作。柳沢は「本当にずっと一緒にいたので、“ほんとずっといるな”と思うことも正直ありました」と率直に語りつつ、「20周年が始まる前は、そんなに20年ということをなんとも思っていなくて、月並みな言葉ですが、早かったような長かったようなとかと言ってたんです。でも、この映画を作るにあたり、今のSUPER BEAVERやこれまでのこと、これからについて細かく質問され、明確に、ものすごい長い時間をかけてSUPER BEAVERというバンドは今日までやってきたんだなということを考えるきっかけになりました」とコメント。「たまたま20周年という節目ではありましたが、これからのSUPER BEAVERや、ひいては自分自身のことも、今一度丁寧に考えたいと思わせていただけるきっかけにもなりました」と言葉をつむぎ、密着期間が大きな気づきにつながったことを明かした。

一方、上杉は「本当にいつでもいてくださったので、撮影する側も大変だったと思います」と話し始め、「この密着を通して自問自答をできるところもありましたし、ツアーというものをより濃く感じたり、バンドというものをより濃く感じたりしました。もちろんカメラを回していただかなくても、そういったことが常に起こって、何かしらが形になってバンドは続いてきたとも思っていますが。
それを踏まえ、今やなぎも言っていましたが本当にいろんなことをやってきたんだな、なんかちゃんとたどり着いているものがあるんだなとすごい思いました」と振り返った。続けて、「じゃあたどり着いているのであれば、どうやって次を目指していくのかとかを強く考えないといけない、ある種、いい意味での危機感を感じなければならない、そんな年になったような気がしていて。それの節目として記録していただいているような気もするので、僕としてはありがたい密着だったなとは思います」と感謝の思いを伝えた。

■渋谷「生々しいドキュメントを若菜が主に作ってくれたと思っています」

司会の生田竜聖フジテレビアナウンサーから「1年間の密着となるとかなりの量の撮影になったと思います、その中から2時間をチョイスするのは大変だったのではないですか?」と聞かれた若菜監督は「見返したら700時間ぐらい素材がありました。撮影していたのは僕だけじゃないので全部見ないのは失礼だと思ったので、見返していたら、あっという間に年末年始が過ぎていったなと。思えば大変なこともあったなと思います」と苦労を明かした。これを受け、渋谷は、「(若菜監督は普段)『めざましテレビ』のプロデューサーをやりながら、密着もしていて。この密着を通じて一緒に飲みに行くぐらい仲良くなったんですが、本当に忙しかったと思います。自分で率先していろいろなことをやりたいと言って、先頭立って旗を振ってくれていたけど、多分後悔した瞬間いくつもあると思う。マジでしんどみたいな、ね(笑)」と笑いを交えて、若菜監督を労うと若菜監督が「ある」と笑顔で即答すると会場からは笑いが。

さらに渋谷は、「若菜をはじめいろいろな方の力が集結してこの作品になったんだなと思うと、やっぱり感慨深いですよね。作品を見てないのに言うのもあれですけど」と話すと、藤原が「言おうと思ったよ(笑)」とツッコミが。司会から「見ようかなって思いは?」と尋ねられた渋谷は「思わないですね」とキッパリ返答するも、「対する感謝であったりとかというものと全く別物で。そもそもこのドキュメンタリーを撮影するにあたり、僕はこの作品が出来上がっても見ないということを条件に撮ってもらいました。俺はやっぱりステージ至上主義です。ここに立って、ここの場所で発信するものが全てで、で、レコーディングして届けるものや映像作品だったりいろいろなものがあるけど、それが俺たちにとっての全てです。それだけ見てて欲しいと個人的には思います。だから、ドキュメンタリーというものを通じて、自分たちが苦悩している姿や大変だなと思っている姿というのは実はいらないって思っている、今でも。だから、この作品を作るとなった時にすごく悩んだね。本当にいいのかなと思ったし、見て欲しくねえなとまで思った。正直ね」と本音を。

一方で「でも第三者の視点から見た時にこのバンドがどう見えるのかというのと、別の問題だと思ったし、もしも、俺がめちゃくちゃ好きなバンドがドキュメンタリー映画を公開するといったら、多分そこに座ってるもんね、そういう興味はある」と話す渋谷。「なので、そういうふうにいろいろなことを感じていただけるのであれば、自分たちがエンタメの一個になる。バンドというのはこういうものだよという生々しいドキュメントを若菜が主に作ってくれたと思っています。バンドってこんなに楽しいんだぜ、幸せなんだぜみたいなものを作りたくてと、彼は一言も言ってないです。すごく生々しいものを見てほしいとすごく言っていた。そういうのも含めて楽しんでもらえるといいなって思います」と観客へ呼びかけた。

■渋谷&藤原の誕生日をひと足先にお祝い

イベントでは、5月27日に39歳になる渋谷、6月1日に38歳になる藤原の誕生日をひと足先に祝う場面が。「ドキュメンタリーより苦手なものが来てしまった」と渋谷が戸惑う中、司会の生田アナから渋谷へ、若菜監督から藤原へ花束が手渡された。

心境を聞かれた渋谷は「僕に変わって若菜が言いますので、皆さん聞いてください!」と振ると、若菜監督は「おめでとう!」とポップに声をかけ、会場に和やかな雰囲気が広がった。そして、渋谷は「おかげさんで39歳です。おかげさんで迎えられた(実際は5日後)と思っております。いつもありがとうございます」と改めて感謝を伝え、誕生日を迎えるごとに改名する藤原は「本当にどうもありがとうございます。誕生日がきても、SNSが炎上しないといいなと思っております」とコメントし、会場からは拍手が起きた。

最後に渋谷は「(見た人が)何を思うのか、やっぱりすごく興味があり、より精進しようと思っています。いろいろな人の力が重なって作り上げられた作品だと思うので、何かしら届いたらいいなと心の底から思っています」と呼びかけ、イベントは終了した。


提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。

あなたにおすすめ