
芳根京子さん(2020年1月、時事通信フォト)
【画像】「え、全然違う」「同一人物に見えん」「傷があっても美女」 コチラが芳根京子さんが演じた「醜いキャラ」の原作との比較です(3枚)
地味な役柄でもかわいさが隠しきれない
2026年6月5日から公開予定の映画『モブ子の恋』(原作:田村茜)では、常に脇役として生きてきた主人公「田中信子(モブ子)」を桜田ひよりさんが演じることに、「モブにしてはかわいすぎる」といった声もあがっています。これまでにもマンガが原作の実写化作品では、芸能人を起用する都合上、同様に「美女化」することが多々あり、そのたびに原作ファンから注目が集まりました。
『累 -かさね-』淵累(演:芳根京子)
ふたりの少女「淵累」と「丹沢ニナ」が、塗ってキスをすると顔が入れ替わる口紅を使い、お互いの演技力と美貌を武器に大女優を目指す映画『累 -かさね-』(原作:松浦だるま)は、2018年に公開されました。累役は芳根京子さんが、ニナ役は土屋太鳳さんが演じています。
原作の累は、目がギョロっとしていて口は左右に大きく、カエルのような顔立ちをしたキャラクターです。また、小学生の時に顔を奪った相手とトラブルになり、口元から頬にかけて裂けてしまい、大きな傷跡が残っています。一方、実写版の累は原作通り顔に大きな傷跡があるものの、透明感のある美しい顔立ちの芳根さんは原作の累に似てるとは言えず、公開前は戸惑いの声もありました。
しかし、原作者の松浦だるま先生が「累の劣等感も舞台への執念も芳根さんが演技力で存分に現してくださっている」とSNSで投稿したように、作中で芳根さんは高い演技力で累の内面を表現しています。公開後には観客から「醜く魅せる演技が良い」「闇を抱えた演技に呑まれた」と、絶賛されました。
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』如月真綾(演:畑芽育)
2023年に公開された映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(原作:亜南くじら)は、同級生に告白をして玉砕した女子高生「如月真綾」が、学校一のイケメン「千輝彗(演:高橋恭平)」から失恋の傷を癒すために「片思いごっこ」を提案され、片思いのフリをするうちに惹かれていく物語です。ヒロインの真綾は、畑芽育さんが演じました。
原作の真綾は読者視点で見ると容姿が悪いわけではありませんが、作中では告白をした相手にSNSで「BUSU」と書き込まれてしまい傷付く描写がありました。映画でもSNSに同様の悪口が書き込まれてしまうほか、真綾が周りからブスと言われる場面がいくつかありましたが、観客からは「畑ちゃんに対してブスは無理がある」といった声があがっています。
なお、畑さんは公開時のインタビューで、観ている人たちが背中を押したくなるようなヒロイン像を意識し、ブスと言われるキャラクターであることを忘れないように演じたと明かしていました。その一方で、「かわいくきれいに見えるように撮ってくださった」とも語っているように、思わず応援したくなるかわいいヒロイン像にときめいた人も多かったようです。
『人は見た目が100パーセント』城之内純(演:桐谷美玲)
「女子力」や「美」に背を向けて生きてきた理系女子の3人が、女子力を磨くべく美の特別研究を行う『人は見た目が100パーセント』(作:大久保ヒロミ)は、2017年にTVドラ化されました。
理系女子のひとり「城之内純」は、原作ではつぶらな瞳がコンプレックスの細身で長身の女性で、素朴な顔立ちをした地味なキャラです。ドラマでは2014年に「世界で最も美しい顔100人」の8位に選ばれた桐谷美玲さんが城之内を演じ、視聴者からはやはり「桐谷さんが女子力の低いキャラを演じるのは無理がある」「かわいさがにじみ出ている」との声が出ていました。
キャスティングについてプロデューサーは、城之内の大真面目に美容研究に挑戦して頑張る部分が、新しい事に挑戦し続けている桐谷さんに相応しいと感じ、オファーしたと語っています。配役に違和感を覚えた人も多かったようですが、桐谷さんが演じる城之内の姿に励まされ、美容へのモチベーションや勇気をもらったという声も少なくありません。
