アメリカの老舗ボクシング誌『The Ring』は5月23日、公式Xで世界4階級制覇王者で“カネロ”の愛称で親しまれているサウル・アルバレス(メキシコ)の再起戦が決定したと伝えた。現地9月12日にWBC世界スーパーミドル級王者クリスチャン・エンビリ(フランス)に挑戦する。
35歳の“カネロ”は2005年にプロデビューすると、11年3月にマシュー・ハットン(イギリス)とのWBC世界スーパーウェルター級王座決定戦を判定で制して、初の世界タイトルを獲得した。
さらに15年11月にミゲール・コット(プエルトリコ)とのWBC世界ミドル級王座決定戦で判定勝利し、18年12月にはWBA世界スーパーミドル級王者だったロッキー・フィールディング(イギリス)に3回TKO勝ち。19年11月には、両階級の王座を保持したままWBO世界ライトヘビー級王者だったセルゲイ・コバレフ(ロシア)と対戦。11回TKOで下し、4階級制覇を達成した。
その後はスーパーミドル級に戻り、WBA・WBC・IBF・WBOの4団体統一王者になっていたが、直近の試合だった25年9月のテレンス・クロフォード(アメリカ)戦で判定負けし、王座から陥落。通算成績は63勝(39KO)3敗2分だ。
一方、31歳のエンビリはアマチュア時代、16年リオデジャネイロ五輪に出場しベスト8に入った。翌年にプロに転向し、25年6月にマチェック・スレッキ(ポーランド)とのWBC世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を制し、後に正規王者に認定された。プロでは 29勝(24KO)1分と、いまだに無敗だ。
メキシコの英雄である“カネロ”が王座に復帰するのか、それともエンビリが無敗をキープするのか。注目の一戦は、サウジアラビア・リヤドで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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