Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2025-26」第1戦が5月23日に横浜アリーナで行なわれた。5年連続のファイナル進出となった琉球ゴールデンキングスがファイナル戴冠を狙う長崎ヴェルカを71-69で制し、2度目の優勝に王手をかけた。
ゴールデンキングスは自慢の堅守と、ゴール下での支配力を披露。ターンオーバーやタフショットを誘発し、第1クォーターでヴェルカのフィールドゴール13.3%(2/15、成功はいずれも馬場雄大の3ポイントシュート)で、わずか9失点に抑えて試合の流れを掴んだ。
桶谷大ヘッドコーチ(HC)は、ゴールデンキングスのハーフコート・ディフェンスについて「本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と称賛。リバウンドについても「ドミネート(支配)できた。間違いなく自分たちが武器にしてきたセカンドチャンス・ポイント、リバウンドっていうところが現れた」と評価した。
実際にレギュラーシーズンでリーグ首位の平均91.2得点を挙げてきたヴェルカを60点台、フィールドゴール成功率38.7%(24/62、シーズン平均はリーグ2位49.2%)に抑えることに成功。佐土原遼によると、平日開催のあるシーズン中にはチームディフェンスについて十分に練習できていなかったが、チャンピオンシップ期間中にチームでしっかり確認できたことがローテーションの速さなどにつながった。
また、ゴールデンキングスが68-66でリードして迎えた第4クォーター残り30秒以降の攻防で勝敗を分けたのは2本のオフェンスリバウンドだった。その場面で3ポイントシュートを放った松脇圭志は、「リバウンドで勝ってきたチーム。ああいった場面がキングスのバスケかな」と味方への信頼を口にした。
この試合、13リバウンド(うちオフェンス6)でチームを救ったジャック・クーリーは「僕のリバウンドは、今日僕たちがやらなければならない重要なものの一つだった。そして、かなり上手くできたと思う」とコメント。アレックス・カークとのツインタワーによって相手の体力を消耗させられていると指摘した。
桶谷HCは翌日に向けて、今回の試合の第1クォーターで実現できた「走らせない」ことが重要だと強調。「シュートが入らなかった時のトランジション」や「ターンオーバーをいかにしないか」を課題に挙げた。
昨シーズンのリベンジまで、あと1勝。第2戦は同じく横浜アリーナで24日午後1時5分にティップオフだ。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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