『リングの秋場所2025』新宿FACE(2025年10月8日)
○鈴木みのる&HARASHIMAvs上野勇希&To-y×
UNIVERSAL王者・鈴木がKO-D無差別級&KO-D6人タッグ王者・上野とのダブルタイトル戦へ向けた前哨戦を制し、「お前は俺の前にひれ伏す」とDDT3冠王君臨を予告した。
11・3両国大会でKO-D無差別級王者・上野とUNIVERSAL王者・鈴木のダブルタイトル戦が実現する。10・19後楽園大会では王者・上野&To-y&武知海青に鈴木&HARASHIMA&高鹿佑也が挑戦するKO-D6人タッグ王座戦も控える。
この日、上野がTo-y、鈴木がHARASHIMAとそれぞれ組んでのダブル前哨戦が組まれ、両者は先発で飛び出してレスリングの攻防で渡り合った。To-yが「熱波WER!!」を連呼して鈴木を驚かせたが、場外戦になると鈴木はTo-yと上野を圧倒。上野をイスでめった打ちにした。
その後、上野と鈴木がエルボー合戦で火花。上野がWRを狙うと、阻止した鈴木は張り手を見舞ってスリーパーで捕らえた。To-yにカットされたものの、鈴木は終盤、To-yに張り手をお見舞い。張り手で応戦するTo-yを強烈なエルボーで黙らせると、ゴッチ式パイルドライバーを爆発させて3カウントを奪った。
試合後、鈴木は「オイ、上野。(KO-D)6人タッグも、両国のダブルタイトル戦も、てめえは俺の前にひれ伏すんだ」と通告。「息切れしてんのか? 練習足りねぇんじゃねえのか?」と見下した。上野は「リングで練習のこと言うなんて、野暮なこと言いますね。鈴木さんに勝つ準備はもうできてますから」と反論。「DDTの両国のメインイベント、最後にこのマットに寝転んでるのは、鈴木みのるですよ」と予告したが、鈴木は「甘いな。準備って何だよ? 両国が本番だと? 俺はすべての試合に命かけて来てんだよ。てめえと覚悟が違うんだよ!」と断言した。
【試合後の鈴木&HARASHIMA】
▼鈴木「上野よ、そして後楽園、武知…クソガキが。もう一人、あのうるせぇ奴(To-y)。おめえら、命あって家に帰れると思うな。それと上野、両国では必ず貴様の首、KO-D、2つとも俺がもらうぞ!」
▼HARASHIMA「鈴木さんと初タッグで。でも最後、お互いキャリアもあるんで、連係もうまくできたし、何も言わなくても通じ合えるんで。連係はバッチリですよ」
▼鈴木「お前らタイトル獲りたいんだろ? 俺はあいつらの首が欲しいんだ。利害関係一致したな。後楽園、覚悟して来い!(とHARASHIMA、高鹿と握手)」
【上野の話】「久しぶりの鈴木みのるは痛い。このリングに覚悟をもって上がってる鈴木みのるをプロレスラーになる前から見て、あんたの目の前に立ってるんですよ。覚悟をもってやってきた長さで戦ってるわけじゃない。僕の覚悟をナメないでください。僕はDDTプロレスの王様なんで。僕は鈴木みのるに勝って、UNIVERSALもこのベルトも持って、鈴木みのるに勝った男として、プロレス界、DDTプロレスを盛り上げていくから」
【To-yの話】「鈴木みのる、上野さんにばかり気が向いてると、武知さんも僕の熱波WER!!も急に飛んでくるから。鈴木みのるのちょっとした弱点を見つけたけど、今日で克服するだろう。だから新しい策をぶつけて、僕らがKO-D6人タッグ防衛しましょう!」
