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「暴落しても満足できる」元フジ西岡孝洋アナが語るタワマン愛…世にあふれる批判にも反論「エレベーターの待ち時間は長くない」

「暴落しても満足できる」元フジ西岡孝洋アナが語るタワマン愛…世にあふれる批判にも反論「エレベーターの待ち時間は長くない」

みんなで「割り勘」して、豪華な空間を作っている

――西岡さんのお話を伺っていると、タワマンのデメリットはあまりないような気がしてきました。

もちろん魅力を感じるかは人によると思います。タワマンから一戸建てに引っ越した友人がいるんですが、彼は『駅を降りてからみんなが同じタワマンに吸い込まれていく絵が怖かった』と言っていました。何かの象徴みたいに建物に吸い込まれていく人生は嫌だ、と。その感覚は、なんとなくわかるような気がします。

――感覚的に合わない方はいるのかもしれませんね。では最後に、西岡さんが考えるタワマンの真の魅力とは何でしょうか。

スケールメリット、これに尽きると思います。豪華なエントランスや充実した共用施設は、何百、何千という世帯が少しずつお金を出し合っているからこそ実現できるものです。いわば、みんなで「割り勘」して、個人では到底手に入れられないような豪華な空間を作っている。その空間を共有できることが、タワマンの最大の魅力です。

ホテルライクとよく言われますが、あの豪華な空間をみんなで共有しているという事実、そして、その街に住む権利をもらえること。それがタワマンの一番の魅力じゃないでしょうか。

――さらに「住める金融資産」ともおっしゃっていましたね。

タワマンは流動性が高く、インフレに強くて、資産価値も分かりやすい。なので「金融資産」という側面もあります。でも、それだけではありません。金(ゴールド)をいくら買っても住むことはできませんが、タワマンは住むという実用価値があります。そして、仮に価格がゼロになったとしても、帰る家は残る。一つの街ができていくプロセスに参加し、そのコミュニティの一員になれる。そうした価値こそが、私がタワマンを愛してやまない理由なのかもしれません。

取材・文/集英社オンライン編集部

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