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白黒になったポテトチップス、なぜか「ポテト坊や」も消えてユーザー困惑 カルビーに消失の理由を聞いた

白黒になったポテトチップス、なぜか「ポテト坊や」も消えてユーザー困惑 カルビーに消失の理由を聞いた

我われ庶民にとって社会情勢の影響を強く感じる場面は、日々の買い物や食卓の変化。

本日25日よりカルビー『ポテトチップス』のパッケージは白黒に変更して販売される。ところで読者諸君は、同パッケージには「配色」以外に、失われた「重大な存在」があることをご存知だろうか。

 
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■中東情勢の影響→商品パッケージに影響

12日、カルビーは「中東情勢の緊迫化に伴う一部原材料の調達不安定化を受け、商品の安定供給を最優先とする観点から、当面の対応策として一部商品のパッケージ仕様を見直しますので、お知らせいたします」と発表。

『ポテトチップス』『かっぱえびせん』『フルグラ』など、同社を代表するブランドを含む計14品にて、パッケージに使用する印刷インクの色数を従来仕様から2色に変更し、5月25日週より店頭で順次切り替えて販売される。

これは石油製品・ナフサ不足の影響と見られ、14日にはカゴメも『トマトケチャップ』の一部商品のパッケージのデザインを、当面の間変更して販売することを発表。

業界を問わず、様々な企業が対策に当たっており、消費者の間でも「ナフサショック」の影響が広く認知されるきっかけとなった。

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■失ったのは「色」だけじゃない?

身近な商品のパッケージを白黒になった姿で店頭で目にすることのインパクトは想像に難くなく、ネット上でも不安視する声が多数上がっている。

カルビー『ポテトチップス』画像提供:カルビー

また、告知された「変更後のパッケージデザイン」からは色だけでなく、『ポテトチップス』の象徴とも言えるキャラクター(通称、ポテト坊や)までもが姿を消していた。

こちらに対し、X上では「ポテト坊やまで消さないでおくれよ…」「あのキャラクターまでいなくなるの、本当に寂しい」「ポテト坊やを巻き込まないで」といった悲痛な声が多数確認できる。

そこで今回は、パッケージからポテト坊やが消失した経緯をめぐり、カルビーに話を聞いてみることに。

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■今年で誕生50周年のポテト坊やカルビー『ポテトチップス』Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

キャラクターの詳細について、カルビー担当者は「1975(昭和50)年に発売となった『ポテトチップス』ですが、ポテト坊やが袋に登場したのは、発売翌年の1976(昭和51)年からです。当時たくさんの種類のポテトチップス商品が販売されており、一目で『カルビーのポテトチップス』と分かり、お子様にも親しんでいただけるよう、イラストレーターの故・原田治さんにデザインしていただきました」と、説明する。

そんなポテト坊やが姿を消してしまった経緯については、「白と黒では『ポテトチップス』のおいしさやキャラクターの世界観を表現することが難しいため、今回の判断に至りました」との回答が得られた。

カルビー『ポテトチップス』画像提供:カルビー

今年で誕生から50周年という、記念すべき年を迎えるポテト坊や。まるで我が子のような存在をパッケージから消すことは、カルビーとしても苦渋の決断だったであろう。

社会情勢が回復し、ポテト坊やの笑顔が見られる日常が戻ってくることを心から願いたい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ
配信元: Sirabee

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