
朝、日焼け止めを塗ったら、塗りっぱなしにしていませんか? 日焼け止めは時間とともに効果が落ちるので、塗り直しが鉄則です。今回は、皮膚科専門医の泉先生に、日焼け止めの塗り直しテクニックやこまめに塗り直しができないときに便利なUVアイテムを教えてもらいました。

教えてくれたのは▷皮膚科専門医 泉 さくら先生
COCOメディカルクリニック院長。漢方医でもあり、オリジナルの漢方やコスメの処方も行なう。雑誌、テレビなどメディアにも多数出演中。
■Q.日焼け止めは朝塗ったらそのままです…
正解:放っておくと効果は50%以下に。2~3時間置きに塗り直して
「たとえSPF50の日焼け止めでも汗や手で触れたときに落ちるので、時間とともにその効果は低下します。ある報告では塗り直さないとその効果は50%以下にも落ちるといわれているほど。2~3時間置きに日焼け止めを塗り直す、または上から重ねて、紫外線から肌を守りましょう」
■Q.こまめに塗り直せないときは?
正解:UVケアパウダーを重ねれば防御できます
「こまめに塗り直しができないときに便利なのがUVケアパウダーです。塗るときはパウダーを肌にのばさず、たたいて、押さえる感じで塗布していきます。パウダーを肌に密着させることが大事。それもできないときはUVケアのミストやスプレーを吹きかけて」

ノンケミカル処方で紫外線を強力にカットしながら、厚塗り感のないセミマット肌に。塗り直しにも。SPF50/PA++++
セザンヌ UVシルクカバーパウダー¥748/セザンヌ化粧品

紫外線、ブルーライト、花粉など、肌荒れの原因物質から肌を守る。SPF40/PA++++
イハダ 薬用フェイスプロテクトパウダー〈医薬部外品〉¥1,980(編集部調べ)/資生堂

色ムラをカバーしながら、日焼けによるシミを防ぐ。SPF50+/PA++++ UV耐水性★★
トランシーノ薬用UVパウダーEX〈医薬部外品〉 ¥3,300/第一三共ヘルスケア
■Q.汗をかいたらどうすればいいの?
正解:汗を拭きメイクの上からミストやスプレー

「汗や皮脂とともに日焼け止めは落ちていると考えて。タオルやティッシュなどで汗を拭き取り、メイクの上からUVケア用のミストやスプレーをひと吹きするのが便利です。メイクを直せる時間があれば、汗を拭き取り、日焼け止めを塗ってからメイク直しをすれば安心」

ミスト化したUVケアミルクが肌に密着して、紫外線を強力ブロック。SPF50+/PA++++ UV耐水性★★
ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ミルクミスト 60ml ¥1,188(編集部調べ)/ニベア花王
■Q.一日中部屋にいても塗り直しは必要?
正解:SPFが低めの日焼け止めをこまめに塗るのが安心
「一日中家にいても、窓の近くに行くことがあると思います。UV-Aは窓を透過して肌に届くため、室内にいてもUVケアは必要です。室内でも朝から塗りっぱなしにせず、SPFは低めで、PA++くらいの日焼け止めをこまめに塗りましょう」
■Q.塗り直すときのコツは?

正解:汗や皮脂をティッシュオフしてから重ね塗り
「外にいるだけで汗が出る春~夏は、朝に塗った日焼け止めが日中には汗や皮脂で落ちています。塗り直すときにはまずティッシュで汗や皮脂をしっかり拭き取ってから重ね塗りを。その時間がなければ、スプレーやミストを活用しましょう」

1.ティッシュで汗や皮脂を拭き取る
ティッシュやウェットティッシュなどで汗や皮脂をしっかり拭き取る。肌をこすらず押さえるように、拭き取るのがポイント。

2.ほおや鼻、顔の高い部分は念入りに
さっと日焼け止めを重ね塗りしたら、ほおや鼻、額など、顔の高い部分は日焼けしやすいので念入りに重ねて。
■Q.ポーチに入っていたクリームが去年のだった!
正解:古い商品は肌に負担。去年のものは捨てましょう
「去年の日焼け止めが残っているようなら、ふだんの塗布量が少ない可能性も。塗る量を見直しましょう。去年の日焼け止めはUVカット効果も落ちていますし、化粧品は酸化しやすいので肌には負担。使わないのが無難です」
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UVケアパウダーやミストを持ち歩いていると、日焼け止めを塗り直す時間がとれないときに重宝しますね!
イラスト/芝 りさこ 編集協力/山本美和
文=徳永陽子

