今田耕司が今年、芸歴40周年と還暦に迎えることを記念して、特別公演『今田耕司のLet’s!コメディーショー!!』を6月の石川・福島・福岡公演から各地で開催します。脚本・構成にザ・プラン9のお~い!久馬を迎え、藤井隆や椿鬼奴をはじめとする豪華メンバーが出演。完全オリジナルの新作コメディーをお披露目するほか、豪華ゲストによる漫才やゲームコーナーなど盛りだくさんの内容です。5月22日(金)に吉本興業東京本社で行われた取材会では、今田が公演に関する見どころや意気込み、そして還暦を迎えた現在の心境などをたっぷりと語りました。

20代の楽しかった思い出をもう一度
会場に現れた今田は、集まった記者の多さに「こんな感じ?」と驚いた様子。「誰かの悪口言いましょうか?」と、さっそくリップサービスで笑わせると、まずは今回の記念公演を行うことになった経緯を語りました。
「いつの間にかこんなふうに(規模が大きく)なっていますけど、最初は『舞台でいろいろな地方に行きませんか?』と提案をもらって、実際に生で見ていただきたいなという思いから始まりました」

今田は、自身の原点を「ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)さんたちとやらせてもらっていた(心斎橋筋)2丁目劇場と吉本新喜劇」と言い、とくに、東野幸治らと新喜劇に在籍していたころ、全国的な新喜劇ブームの中で参加したツアーの楽しさが、20代のとてもいい思い出になったと語ります。
「各地で老若男女たくさんの方々が集まって、笑って、楽しそうにしている姿に自分も幸せな気分になったので、ああいうことをもう一度やってみたいと、まずは(石川、福島、福岡の)3カ所を回らせていただくことになりました。NGK(なんばグランド花月)やルミネ(theよしもと)のような本拠地とは違う、地元で漫才やコメディを見られて、みんなで楽しめるゲームコーナーもあるというようなパッケージでやってみたいなと。それが、ふたを開けたら“還暦”や“40周年”というのが付いてきたので、急にプレッシャーを感じております(笑)」
共演の藤井隆は「とんでもないモンスター」
テレビをはじめ多方面で活躍する今田ですが、舞台にこだわる理由について「テレビや大きな特番をやらせてもらうときとは、また違うドキドキというか、ダイレクトに返ってくる(観客の)反応、その快感をまた味わいたいんです」と明かしました。
共演者については、「ルミネとはまた違った座組みでチャレンジしてみようと思っていて、いますごくドキドキしたまま走り出しています。何のプランもないまま、ババっとお願いしたら、みんな来ていただけることになって」と言い、「理想のメンバー」と自信を見せます。

なかでも藤井隆については、「藤井くんって、とんでもないモンスターなんですよ。だいたい、共演した芸人をことごとく食い散らかしていく」と笑いを交えて評価すると、「それを(舞台上で)体感したいなと思いました。藤井くんは昔から『コージー、コージー』って褒めてくれるので、一度、コメディの舞台を一緒にやってみたいとお願いしました」と語りました。
ロバートの山本(博)に対しては「ツッコミしてほしい」とリクエスト。そして、ツッコミの大切さを実感したときのエピソードをこう語りました。
「前に、ルミネで2丁拳銃の川谷(修二)に来てもらったときに、ツッコミ専門の人が1人入るとこんなにやりやすいんやなと思って。芸歴40年近くやって、新鮮な驚きだったんです。僕、大山英雄しか経験がないんで。大山もすごくいいツッコミなんですけど、ツッコミを1種類しか知らないから(笑)」
記念公演ならではの座組みについて、今田は「このメンバーがうまくかみ合ったら、ものすごく面白いものができるんじゃないかなというワクワクもあります」と期待を語りつつ、「でも、あまりハードルを上げないでくださいね」と笑わせました。