
「お客さんとして来てるわけじゃない」電撃招集の吉田麻也が吐露した“本音” 参加を相談した人物を明かす「W杯の準備の邪魔になるんじゃないか」
5月25日、日本代表が北中米ワールドカップに向け、千葉県内で始動した。
ひと際注目を集めたのが、31日のアイスランド戦限定で招集され、カタールW杯以来約3年半ぶりの代表復帰を果たした37歳の吉田麻也だった。
練習後、囲み取材に応じた前キャプテンは、経験を伝える役割について問われると、「それももちろんそうですし、自分自身のところでしっかりと全力でやり切らなきゃいけないなというふうに思います」と、覚悟を語った。
「お客さんとして来てるわけじゃないですし、ワールドカップ前、貴重な準備時間を使って呼んでもらってるんで。代表が、このチームが、ワールドカップで勝つ可能性が1ミリでも1パーセントでも上げられるように、何か自分が持ってるものを一つでも多くチームに伝えていきたいなと思います」
ワールドカップに挑むメンバー発表の後、スタッフから連絡があった際は、「半信半疑」。その後、森保一監督と電話で話し、「僕が今まで代表というか、日本のサッカーのために貢献してくれたことに対しての感謝の場にしたいというのと、チームに自分の経験を伝えてほしいということ」を告げられたという。
それでも、葛藤があり、即決はしなかった。
「迷いましたね。一番迷ったのはワールドカップの準備の邪魔になるんじゃないかというのがすごくあったので、すぐ長谷部(誠)コーチに電話して、『大丈夫なのか』って聞きました」
ただ、最終的に「長谷部さんは大丈夫だって言うんで、そこだけが懸念だったので監督にも確認して。一晩考えて、自分は今までずっと日本を強くしたいという気持ちでプレーしてきたので、自分にできることはまだあるんじゃないかというのが一番の決め手」で、復帰を決断した。
W杯に3度出場し、現在は開催国のアメリカでプレーしている吉田の経験は、日本代表にとって必ずプラスになるはずだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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