
「彼らのために戦うとか…」安易な言葉で片付けたくない理由──菅原由勢が”三笘薫と南野拓実”に抱く複雑な真情【日本代表】
2026年5月25日、いよいよ北中米ワールドカップに向け、日本代表が始動。最終予選で奮闘した三笘薫や南野拓実らは残念ながら落選となったが、追加招集の吉田麻也をはじめ13人がピッチでトレーニングを行なった。
三笘や南野らの思いも抱えながら戦うだろう今大会。自身初のワールドカップに臨む菅原由勢に「彼らの分まで戦うスタンスという点についてはどうか」と尋ねると、神妙な面持ちで真情を吐露してくれた。
「彼らは前回のワールドカップで悔しい思いをしていて、今大会に賭けていたなかで怪我に見舞われました。そこには本人にしか分からない痛みがあって、本人にしか分からない感情もある。ですので、彼らの魂を簡単に背負うとか、彼らのために戦うとか、それが最適解なのか考える部分があります」
安易な言葉で片付けたくないという思いが、その決意から溢れ出る。菅原は「言葉よりも、自分たちが結果を出すことが恩返しになる」と考えている。
「ふたり(三笘と南野)とは個人的に連絡をして、難しい中でも返信をしてくれました。その思いには応えたいと思います」
言葉ではなく、結果で示す。菅原は静かな覚悟を胸に世界の大舞台に向かう。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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