最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「日本じゃ味わえない空気感がある」ベルギー3位、充実の一年を終えた“日本人主将”が気になる去就に言及 「難しい決断…メイビー・ラスト・シーズンです」【現地発】

「日本じゃ味わえない空気感がある」ベルギー3位、充実の一年を終えた“日本人主将”が気になる去就に言及 「難しい決断…メイビー・ラスト・シーズンです」【現地発】


 シント=トロイデン(STVV)は5月24日、ホームのメヘレン戦で3対0の快勝を収め、今季の日程をすべて終了。3位という好成績を残したこともあり、試合後は選手たちがゴール裏サポーター席まで上がっていって、互いに健闘を讃え合うなど、クラブ史に残るシーズンの余韻を味わった。

 STVV初の日本人キャプテン、谷口彰悟は「まさかこういう形でシーズンを終えることができるとは思ってなかった。プレーオフ1、最初の上位チームとの2試合(対ユニオン、対クラブ・ブルージュ)を引き分け、勝ちに持っていくことができれば、もっと上位争いができたという悔しさはある。それでも3位を死守する最低限の目標は達成できたので良かったです」と語った。

 5月上旬にはSTVVの欧州カップ進出(最終的にはヨーロッパリーグ予選出場権獲得)が決まっていたため、ここ3試合は消化試合。ワールドカップを控える谷口も2試合を欠場したが、勇退の決まったワウター・フランケン監督のため、今季最終戦は80分間プレーした。

「監督は今日が最後の試合だった。ここまで導いてくれた監督ですし、最後は勝って終わりたい気持ちがあった。勝って終えられたのは良かったと思います」

 前々日にはシント=トロイデン市庁舎で祝賀会が催され、チームと市民が3位の偉業を祝った。

「結果が良いと、より応援してくれる。昨シーズンよりたくさんスタジアムに人が入るようになりました。ああいう報告会でも、たくさんのファン・サポーターの方に来てもらいました。本当にこの街を挙げて応援してくれている。すごく感謝しているし、パワーになりました」
 
 まさにヨーロッパのサッカーを堪能した一年だったのでは?

「そうですね。こういう異国の地でサッカーをやるという、文化的なところも含めて、やっぱり日本じゃ間違いなく味わえない空気感もある。試合の内容も含めて。タフに戦えたし、心身ともに成長してきているなっていう実感はあります」

 その“成長”のひとつが対人の強さ。

「対外国人選手に対しての対応の仕方はかなり成長したんじゃないか。日本やカタールにいた時と比べると、ベルギーで相当揉まれた感覚はあります。そこは自信持って成長したと言えると思います」
 サッカーはノンフィクションであり、クラブも選手もサポーターも、思うようにいかない人生を投影することがある。

 2年という短い期間ではありながら、谷口も「ワールドクラスのCBだ」「ベルギー最高のDFだ」と対戦相手の監督や現地記者から称賛されたり、いくつか低調な出来に本人も落ち込んだりする試合があった。さらに昨季はアキレス腱を切る重傷を負って長期離脱することもあった。こうした浮き沈みを繰り返しながら、「さすが谷口」と唸るようなシーンの連続でシーズンを締めくくった。まさに谷口彰悟という存在そのものが素晴らしいスポーツ・ノンフィクションだった。

「一年って意外と長いし、一年通してすべて調子が良いっていうシーズンはまあなかなかないし。誰しもやっぱり浮き沈みがあるなか、コントロールしないといけないし、自分のプレーを常に発揮していくっていうのはかなり大事になってくる。その辺は年齢を重ねるごとに上手になってるという自信はあります。今シーズンはベルギーと日本代表でプレーしながら、ワールドカップを目ざしていた。本当にタフな一年でした。でもそれをやり切ることができ、すごく充実してました」

――長いサッカー人生でいろいろあったなかで、このベルギーでの二年間っていうのはそれが凝縮された感じじゃないですか?

「濃かったと思います。ヨーロッパで挑戦するところから始まって、順調にいきながら、怪我もしながら、でもまた復帰して、こうやって充実した一年を送れたのは、濃いなという気持ちがやっぱり強いし、そのぶん成長していると思う。いろいろな経験をして、また強くなった姿を今度はワールドカップで、しっかり披露しないといけないと思っています」
 
 こうしたやり取りを終えた谷口は現地記者とのショートインタビューに英語で応じた。

――記念Tシャツには「ヨーロッパに行くぞ」と書かれてますね。あなたは来季、STVVとともにヨーロッパに行きますか?

「正直に申し上げて、私はまだそのことを考えてないです。ワールドカップにフォーカスします」

――来季もクラブに残りますか?

「ワールドカップが始まる前には決めたいですね。難しい決断になります。最後のシーズンかも」

 その一言は”Maybe last season”。ロッカーに引き上げる谷口を呼び止め、メイビー・ラスト・シーズンのニュアンスを訊いたところ、彼は「メイビー...ラスト・シーズンですよ」と言って去った。これは受け取り方次第だが、私は「来季もSTVVに残るかどうか、半々」と感じ取った。

 今季いっぱいでSTVVとの契約が満了する谷口。7月15日に35歳の誕生日を迎えるCBが来季に向けてどのような判断を下すのか、その去就に注目したい。

取材・文●中田 徹
【画像】ついに決定!北中米ワールドカップに挑む日本代表26人を一挙紹介!

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える“モデル&タレント妻たち”を一挙紹介! 

【記事】「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希と…
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ