Photo:sirabee編集部フリーアナウンサー・古舘伊知郎が25日、公式YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』を更新。「あのちゃん」こと歌手・あのが、自身の冠番組『あのちゃんねる』(テレビ朝日系)を降板する意向を示すに至った騒動に言及し、私見を述べた。
■「嫌いな芸能人」が波紋発端となったのは、18日放送の『あのちゃんねる』での、あのの発言。「嫌いな芸能人」を問われ、タレントで女優の鈴木紗理奈の名前を挙げ、そのまま放送された。
これに、鈴木がインスタグラムで反応。自身がいない場所で名前を出したことに不快感を示し、「普通にショック」「いじめやん」などとつづっていた。
番組の公式サイトでは「不適切な質問および企画上の意図的な演出により、あの様並びに出演者様に不本意な発言を誘導し、かつその発言の精査が不十分なまま放送してしまいました」と説明。あのと鈴木に謝罪した。
あのは自身のXで、以前から番組側に意見を伝えても改善されず、今回も名前を伏せるよう伝えたもののそのままオンエアされたことなどを説明。「もう続けたくないので番組を降ります。つまり、番組が終わるということになると思います」と降板の意向を明かしていた。
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■「本気で怒っちゃいないよ」この騒動を受け、古舘は「硬いこと、野暮なことを言うつもりはないけど」としつつ、「何も鈴木紗理奈だって、本気の本気で怒っちゃいないよ。おいおいおい、と思ったから、かましてるってだけの話なんだよ。俺から言わせれば」と話す。
今回の騒動の背景の1つとして、お笑いタレント・中山功太が、先輩であるお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄に「いじめられた」と発言し、高橋が謝罪した騒動などに触れ、「いじわるっていうのはされた方は一生忘れないよ。した方は忘れちゃうんだよ。芸人同士なんていうのは、そういうすさまじい言い合いが、芸の方にも転がって行ったりする世界だから」と述べた。
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■「つまんない番組ばっかりに…」続けて「いちいち謝る必要もなくて、相手にしなきゃいいんだよ。それを騒いで、結果『こう思う』って楽しんだ挙句にインプレッション数をSNSで稼いで商売が成立してるってのも、変な世の中だなと思う。そんなことは常にあるんだから」とも。
続けて「名前出すなら、出せって。テレビがどんどんつまんなくなっちゃって。ピーどころか何も言わない番組で、テレ朝も今回謝罪してるけど。何にもつまんない番組ばっかりになっていいの?」と疑問を呈する。
「もう俗悪なので人の名前出したりして、傷つけあったりして、それをネタに怒ったフリをして…っていうことって、いっぱいあっていいんじゃないの? エンタメの世界だから。一方で、いじめられたって深刻な話に関しては引っ張らないで無視すりゃいいんじゃないのって。俺はそう思うけどね」と語る。
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■上沼恵美子と“確執”古舘自身も、1994年と95年の『NHK紅白歌合戦』で司会としてコンビを組んだタレント・上沼恵美子と長く“確執”があったことに触れ、「古舘伊知郎と上沼恵美子さんの確執と長い大抗争を見てくださいよ。お互いに『あの司会者、許せんわ』俺も『上沼さん、嫌い』とか言って」と話す。
「何十年、抗争をやってきたんですか。その果てに、しっかりYouTubeで和解をして、今やお互いに褒めそやしあってます。これがエンタメの世界なんです。少し考えた方がいいですよ、テレビも含めて、みんな」と語っていた。
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■「話のネタに」「やめてもいい」古舘の話に、ユーザーからは「オチで上沼さん(笑)」「その『抗争』で何十年も話のネタに出来ますものね(笑)」「良くも悪くもプロレス文化がなくなった」「コスパ重視の考え方が、本来あるべき人のおおらかさを阻害しているのかなと」といった声が。
「演出側にムカついているのは理解するが、座組を守る姿勢は見せるべき。番組終わって仕事が無くなるスタッフもいるだろうし」との意見も。
その一方で、「テレビの冠番組なら嫌でも病んでもやれってのは賛成できないかな」「ムリして体調を崩すくらいなら、やめてもいいのでは…」とのコメントも見受けられた。
以前ならその場、そのときだけで終わっていたような話でも、時代の変化、SNSの発達などで、大きな波紋を呼ぶケースも増えている。改めて難しい時代になっていると思った。
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■執筆者プロフィールしばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
