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『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』期待通りの初登場No. 1!動員ランキングは3年ぶりに洋画が上位を独占

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』期待通りの初登場No. 1!動員ランキングは3年ぶりに洋画が上位を独占

5月22日から5月24日までの全国映画動員ランキングが発表。「スター・ウォーズ」シリーズ7年ぶりの劇場公開新作となった『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開中)がついに公開を迎え、期待通り初登場No. 1を獲得。今週は、近年の「スター・ウォーズ」シリーズの初動成績と照らし合わせながら本作の成績をチェックしていくことにしよう。

■初日から3日間で興収7億超えの好発進!過去作と比べてみると…?

【写真を見る】メインシリーズとアンソロジーで初動成績の明暗がくっきり!?『マンダロリアン・アンド・グローグー』はいかに…
【写真を見る】メインシリーズとアンソロジーで初動成績の明暗がくっきり!?『マンダロリアン・アンド・グローグー』はいかに… / [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

公開前日に5都市7劇場で行われた前夜祭上映も大きな賑わいを見せた『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』。その初日から3日間の成績は、観客動員43万5000人、興行収入7億4900万円。今年公開された洋画の実写作品では、『プラダを着た悪魔2』(公開中)に次ぐ好成績でスタートダッシュを飾ることに成功した。

2015年から2019年にかけて5本の長編映画が公開されている「スター・ウォーズ」だが、そのうち本筋となる“シークエル・トリロジー”の3本(『フォースの覚醒』(15)、『最後のジェダイ』(17)、『スカイウォーカーの夜明け』(19))はいずれも初日から3日間で動員100万人を超えており、最終興収は順に116億3000万円、75億1000万円、73億2000万円とそれぞれ申し分のないメガヒットを記録していた。

7年ぶりの「SW」劇場公開新作ということもあり、各地の映画館&SNS上は熱狂の渦
7年ぶりの「SW」劇場公開新作ということもあり、各地の映画館&SNS上は熱狂の渦 / [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

その一方、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)は初週末2日間で動員41万3600人で、初日から3日間の動員は興収からの概算で60万人弱。また、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)は初日から3日間で動員48万6000人&興収6億5800万円と、単純に初動だけで見ればアンソロジー作品は本筋の半分程度の動員成績で落ち着く傾向があることがわかる。

しかも年末公開の『ローグ・ワン』は最終的に46億3000万円の興収をあげていたのに対し、6月公開の『ハン・ソロ』の最終興収は21億4000万円。この2作に見られる大きな差は、やはり公開時期が強く影響していると考えることができる。後者の場合、初週末から2週連続で動員ランキングNo. 1に立ったものの、公開3週目から夏休み興行を目指した大作映画が続々公開され、上映スクリーンを奪われたことで一気に順位を落としていたのである。

作品自体の評判は抜群!洋画復調気配のなか、どこまで数字を伸ばせるのか
作品自体の評判は抜群!洋画復調気配のなか、どこまで数字を伸ばせるのか / [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

今回の『マンダロリアン・アンド・グローグー』の場合、『ハン・ソロ』よりも1か月ほど早いタイミングでの日本公開であり、大作がひしめき合う夏休みまではまだ余裕がある。少なくとも『Michael/マイケル』(6月12日公開)までは極端にスクリーン数を減らすこともないだろう。初動成績こそアンソロジー作品の傾向をやや下回ってしまったが、コロナ禍以降の洋画興行の状況を考えればそれも妥当なライン。作品自体の評判の良さを踏まえれば、『ローグ・ワン』に迫るヒットも充分に見込めるはずだ。

■『名無し』、SUPER BEAVERのドキュメンタリーが初登場!
さて、前週首位に返り咲きを果たした『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(公開中)が2位、『プラダを着た悪魔2』が3位に続いたことで、上位3作品を洋画が独占。これは前回の当記事でも触れた通り、2023年の6月末以来、およそ3年ぶりの出来事となる。

週末に勢いを取り戻す『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が2位を堅守!
週末に勢いを取り戻す『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が2位を堅守! / [c] 2025 Nintendo and Universal Studios. All Rights Reserved.

公開5週目を迎えた『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は、週末3日間で動員20万3000人、興収2億7700万円と、前週対比79%の動員&77%の興収を記録。これで累計成績は動員494万人&興収68億円を突破。引き続き平日の伸び方はいまひとつ(前週末の成績から推定するに、平日4日間の動員は8万人ほど)だが、週末になんとかそれをカバーできているようだ。

一方で公開4週目を迎えた『プラダを着た悪魔2』は、週末3日間で動員19万8000人、興収3億1200万円と、こちらも前週比78%の動員&77%の興収を維持。週末成績では『マリオ』に僅差で敗れているものの、平日4日間の推定動員は20万人以上の高稼働。累計成績では動員267万人&興収40億円を突破しており、まだまだ勢いは衰えない。

GWのライバルたちを上回る高維持率をキープしている『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』
GWのライバルたちを上回る高維持率をキープしている『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』 / [c]2026 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

また、前週末は『プラダ』に3万人差をつけられていた『劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」』(公開中)だが、前週比85%の動員18万9000人と同81%の興収2億7700万円を記録し、上位との差が着実に縮まりつつある。公開7週目時点での累計成績は動員840万人&興収124億円を突破。3年連続の“動員1000万人超え”の可能性はかなり薄くなっているが、今後の粘りに引き続き注目しておきたい。

新作は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』以外に2本がランクイン。佐藤二朗が原作・脚本・主演の三役を務めたサイコバイオレンス『名無し』(公開中)は7位に初登場。結成20周年を迎えたロックバンド「SUPER BEAVER」のアニバーサリーイヤーに密着した『SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-』(公開中)は8位と、どちらも100館強の少ない上映館ながら大健闘を見せている。

佐藤二朗が自ら原作・脚本も務めた『名無し』は100館強の規模ながらトップ10入り!
佐藤二朗が自ら原作・脚本も務めた『名無し』は100館強の規模ながらトップ10入り! / [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(5月22日〜5月24日)。
1位『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
2位『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
3位『プラダを着た悪魔2』
4位『劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」』
5位『SAKAMOTO DAYS』
6位『映画「正直不動産」』
7位『名無し』
8位『SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-』
9位『君のクイズ』
10位『ひつじ探偵団』

次週末は、先ごろ行われた第79回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に出品された是枝裕和監督の最新作『箱の中の羊』(5月29日公開)、ダコタ・ジョンソンとクリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルが共演したA24製作のラブストーリー『マテリアリスト 結婚の条件』(5月29日公開)、「劇場版モノノ怪」シリーズ三部作の第三章となる『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』(5月29日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬
配信元: MOVIE WALKER PRESS

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