Photo:sirabee編集部プロ野球・巨人の阿部慎之助前監督が、長女への暴行の疑いで現行犯逮捕され、監督を辞任。
これを受け、Xでは実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏や、弁護士の橋下徹氏が、辞任撤回について言及する一方、厳しい見方をする声もみられた。
■辞任申し入れ報道によると、阿部前監督は25日夕、自宅で18歳の長女と15歳の次女のケンカの仲裁に入ったところ、長女に言い返されたことに腹を立て、胸ぐらをつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
長女がChatGPTに相談し、児童相談所への通報を勧められたことから「父親から暴行を受けた」と通報。児童相談所の110番通報を受け、警視庁渋谷署が現行犯逮捕した。警察の呼気検査の結果、飲酒していたとみられている。
その後、阿部前監督は送検前に釈放。監督の辞任を申し入れて受理された。
阿部前監督は会見で「伝統ある巨人軍の監督の名を汚してしまった」と謝罪。長女の手紙も代読され、「暴力に関しましては、殴る蹴るといった事実はありませんでした」などとしていた。
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■ひろゆき氏「間違いだとわかったら…」一連の経緯を受け、ひろゆき氏は「真実と実態がわからないから一般論として」と前置きし、「子供の行動により、親の仕事を奪う事態が起きた時に、子供の行動が間違いと判明したら、親の仕事を元に戻したほうがいいと思う」と辞任の撤回に言及。
「間違いだとわかったら、反省させ、元に戻し、成長する機会を与えるのが教育。子供が間違いを犯せない社会は良くない」とつづり、「子供が間違いを犯せる心理的安全性は重要だと思うんですよね」とした。
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■橋下氏も「社会は許すべき」橋下氏は巨人の山口寿一オーナーの「暴力は許されない。監督を続けることは許されない」とのコメントを伝える記事を引用。
「違うと思う。今、児童相談所・警察は初動において子供保護のためには過剰気味に動く。その後当事者からきちんと説明があれば社会は許すべき」と述べた。
さらに「児童相談所・警察の動きで社会的制裁が強すぎれば、児童相談所・警察は過剰気味に動けない」「児童相談所・警察は子供を保護するためなら過剰気味に動けばいい。しかしその後の当事者の説明で、家庭内で対応できそうであれば、社会は家庭に委ねるべき。過剰な社会的制裁は、むしろ児童相談所や警察の動きを鈍らせる」と説明。
「ファン商売である巨人も、世間からの反発を気にしてこのような対応を取らざるを得ない。あとは社会の反応次第。阿部さんの子供さんを守るためには、社会が阿部さんに反省を求めつつも許していくべき」と語った。
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■「マジでどうにかしてる」反論一方で、YouTuberで弁護士の「弁護士ビーノ」こと日比野大氏は「娘さんの手紙を読んで辞任を撤回しろって言ってる方めちゃくちゃ多いのですが、マジでどうにかしてる」と切り出す。
「スポンサーとかファンとかの文脈で説明したけど、仮に阿部監督続投→最下位(精神状況的に結構可能性高い)とかなったときってどうなるか想像つかんのかなぁ。それこそ2度と阿部監督は野球界に戻れなくなる」と指摘。「今以上の大惨事が起きないように巨人軍は温情で辞任を認めてる。監督や娘さんの気持ちを考えたら尚更辞任が正解だと思うんだが」と記している。
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■「事実は消すことができない」と山口オーナー報道によると、山口オーナーは「娘さんが書かれた手紙は私も読みまして。内容が事実その通りであろうと考えておりますけれども」と、阿部前監督の事情については認識していることを明かした。
その上で「だからと言って暴力を振るったと、そして逮捕されたという事実は消すことができない。監督の暴力というのは非常に重い出来事でありますので、辞任は避けられない」と強調した。
■「ただの親子喧嘩」「球団として正しい」意見さまざまこうしたさまざまな意見もあり、Xでは「辞任撤回」もトレンド入り。
ユーザーからは「迷惑かけた人達に、親子で謝罪してまわる程度で良かったと思う。辞任までなくても」「これは家庭内で解決してもらう案件ってことで、元に戻せばいいのに」「可哀想すぎる。ただの親子喧嘩なのに…」との声が。
「子供が責任を感じてしまうような結果は取り消した方がいいと思います」「娘さんが何重にも苦しむよ!」「辞任してしまうとお嬢さんは一生背負っていかないといけなくなりますよね」といったコメントもみられる。
他方で「辞任はしなきゃいけないでしょうよ。それは、巨人って球団を考えたら、そう」「家庭内暴力・児童虐待でしかない。カッとなって手を出したのは事実」「アルコールが入ってた上での暴力事案ということに対して世の中あまりに軽く見過ぎではないかと…」「暴力事件に妥協しない姿勢は球団として正しいと思う。妥協してしまうとどこまでなら OKかという変な話になってしまう」といった意見も見受けられた。
■執筆者プロフィールしばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
