
「彼を甘くみちゃいけない」元日本代表FWが推す“左シャドーの本命”は? 最も悩んだ3バックの編成は…【W杯日本代表のオランダ戦スタメン予想】
日本代表が北中米ワールドカップで躍進を遂げるうえで、ひとつの鍵になるのは大会初戦のオランダ戦。緊張感に包まれるグループステージ第1戦で白星を掴めるか否かで、その後の展開が変わってくるはずだ。
“運命”のオランダ戦──。誰がピッチに立つのか。ここでは、元日本代表FWの福田正博氏にスタメン予想をしてもらった。
システムの基本は3-4-2-1で、GKは「圧倒的に」鈴木彩艶。またボランチは「佐野海舟選手が中心なのは間違いない」。
「遠藤航はコンディションの問題もあって大会序盤はおそらく厳しい。田中碧は相手が引いて守る展開のほうが持ち味を発揮できそうなので、2戦目のチュニジア戦や3戦目のスウェーデン戦で使いたい。そうなると、オランダ戦は鎌田大地と佐野のコンビになります」(福田氏)
右ウイングバックに堂安律、右シャドーに久保建英、CFには上田綺世を推す一方で、三笘薫、南野拓実がいずれも怪我で不在の左シャドーは選定が難しい。
「前田大然選手、中村敬斗選手もありですが、コンディションさえ問題なければ鈴木唯人選手は“あり”だと思います。(5月3日のブンデスリーガで右鎖骨骨折の)鈴木選手がオランダ戦に間に合えば、左ウイングバックは中村選手になるでしょう」
鈴木について福田氏は「彼を甘くみちゃいけない」とコメント。「相当良い選手です。フライブルクの試合を見ていても、非常にミスが少なくて質の高いプレーをしています。派手さはないですが、安定感は抜群」と左シャドーの“本命”に推した。
もっとも、福田氏のなかでは左シャドーの人選はまだ流動的だ。たとえば「鎌田を使ってもいい」と言う。その場合は「遠藤選手のコンディションが整っているのが条件」となる。鈴木の回復具合も含め、W杯期間中の体調管理が大きなポイントになりそうだ。
福田氏が最も悩んだセクションは3バックの最終ライン。「どの選手も素晴らしい仕事ができる」という見立てのうえで、同氏は次の見解を示した。
「コンディションが良ければ板倉滉選手は起用されそうですが、谷口彰悟選手も良い。どの局面でも自分の役割をこなせるし、統率力がある。3バックの場合、谷口選手は周りの選手の良さを引き出せるから。となると、中央に谷口選手、右に板倉選手を置きたいです。板倉選手はアグレッシブに攻撃にも顔を出せるし、センターよりも右のほうが機能しそう。左には左利きを使いたいので、伊藤洋輝選手。もちろん他のDFにも良さはありますが、バランスを考えたらこの3枚かなと思います」
オランダ戦は現地時間6月14日15時キックオフ(日本時間は15日5時キックオフ)。果たして、勝利を収めることができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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