
これはバーガーなのか、それともチキンの塊なのか――。ケンタッキー・フライド・チキン(以下、KFC)で5月27日から販売されている「LAS VEGAS style ダブルダウンフィレバーガー」は、バンズの代わりに「骨なしケンタッキー」で具材を挟んだ衝撃の一品です。
見た目からしてカロリーの暴力。気になりすぎたので、実際に食べてみました。
■ 骨なしケンタッキーでオニオンリングを挟む「ダブルダウンフィレバーガー」
KFCの新作「ダブルダウンフィレバーガー」はエンタメの街・ラスベガスをイメージしたインパクト抜群のバーガー。
具材であるオニオンリングとチェダースライスチーズを、なんとKFC自慢の「骨なしケンタッキー」で挟むという、セオリー破壊の一品。
さっそく近所のケンタッキーに足を運び、買ってみました。価格は単品が税込790円です。
手に持ってみると、とにかく重い。サイズはおそらく一般的なハンバーガーと同じですが、上から手のひらを押さえつけてくるような重量感があります。
ラップをあければ、チーズと揚げ油のいい香りが広がります。ビジュアルは期待していた通りのわんぱくさ。
目に映る色は9割が衣の茶色、残りの1割をチーズの黄色とマヨネーズの白色が分け合っています。見ただけで分かる、これはとてつもなくハイカロリー。
もしも誰かに「アメリカって何?」と聞かれたら、無言でこのバーガーを差し出すのも1つの手かもしれません。
こんな背徳な一品、食べていいのだろうか。不安が脳裏をよぎりますが、ハイカロリーなものほど食欲をそそるのが世の常。仕方ありません。
腹回りへの罪悪感を蹴飛ばして豪快にかぶりついてみれば、口の中にジューシーな骨なしチキンの旨味が爆発します。背徳というか、もうこれは暴力の域。
これだけパワフルなバーガーなら風邪を引いていても食べられる。いや、むしろ風邪を引いたときにこそ、気つけ薬として食らいたい……!
衣は少しサクサクしつつも、全体的にはしっとりした食感。パンを介さないダイレクトなチキンと油の味わいは、食べる前に抱いていた期待を120%で返してくれます。ええ、わかっていました。こんなの、まずくなるはずがないと。
■ 食べるうちに味に飽きてくるんじゃない?→全然そんなことなかった!
とはいえメインの食材がフライドチキンとオニオンリング。最初の1口はそりゃ美味しいだろうけど、2口、3口とだんだん飽きてくるんじゃない?そんな嫌な予感も抱いていた筆者です。
野菜の「や」の字もない、揚げ物一本勝負の「ダブルダウンフィレバーガー」。これが、味には全く飽きが来ない!
チェダーチーズやマヨネーズソースのまろやかさ、玉ねぎのほのかな甘味が、フライドチキンとうまく調和しています。ガーリックソースも別角度からいいパンチを打ち込んできたかと思えば、スモーキーさも感じられ、見た目に反して味は幅広い。背徳味のアベンジャーズです。
100個食えと言われたらそりゃ無理ですが、もう2、3個くらいなら食べられる気がします。胃はともかく、舌は平気です。間違いなく。
KFCが仕掛けてきた罪深い「ダブルダウンフィレバーガー」。しばらくKFCではこれだけを食べていればいいかな、と思うくらいには、胃袋と心に突き刺さる一品でした。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026052801.html







