アウトレット、いわゆる規格外品を扱うお店は、最近の物価高で需要が高まっている。もう多少キズがあったりパッケージが汚れていても、中身に影響がなければ安い方がいいもんね。そんなアウトレット店の中でも、埼玉県で1番の安さを自称するお店がある。
それは入間市にある「39アウトレット」だ。都内在住の私(佐藤)でもその噂を聞くことがあるくらい安いらしい。そこで実際にお店に行って買い物したら、たしかに驚くような値段の商品を多数取り扱っていた。
とくに詰め放題の安さは異常! とはいえ、その安さには安いなりの理由があるのだが……。
・埼玉一のアウトレット
実は私、入間市を訪ねるのは今回が初めて。西武鉄道池袋線の入間市駅を下りると、静かなベッドタウンという印象を受ける。目的のお店はここから徒歩で約10分のところにあるそうだ。
「ショッピングプラザサイオス」、この建物の2階にある。店の規模はわからないのだが、ここの2階のほぼ全部がアウトレットというから、かなりの広さなんじゃないかな。
ここだな。入口の様子から倉庫型の店舗であることがわかる。
雑貨・文具・キッチン用品などは処分価格で安くなってるらしい。ただでさえ安いと言われるお店の処分価格だから、相当安いのだろう。
値札にはシールが貼ってあるものがあり、それぞれの色に応じて、会計時に20~50パーセントオフになるとのこと。これも大事なチェック要素だな。
さて、中に入ると所狭しと商品が並んでいる。取り扱い商品は幅広く、食品や飲料をはじめ衣類や家具、雑貨、日用品など、生鮮食品以外はなんでもありそうだ。
まず目に入ったのは、賞味期限切れの瓶詰や缶詰、菓子や調味料類である。期限に応じて先ほどの割引シールが貼ってある。
奥に行くと靴もあった。これらもキズのあるものなのかも。パッと見た感じではアウトレットである理由がよくわからなかったけど。
衣類も品数が多い。今回はゆっくり確認しないけど、そのうち激安コーディネートを楽しむのも良いかもな。
ふと見ると、家具のコーナーに「だるま」があった。高崎だるまの赤21号、これも割引商品で61パーセントオフで2万3353円でした。選挙とかで買う人がいるのかも。
食品や飲料がお安いのも魅力ではあるけど、私は日用品のアウトレットがもっともお得な気がした。とくに化粧品やボディソープ・シャンプー類は、消耗品でありながら高いものが多い。
たとえば、この「ドクターブロナー」のマジックソープ(Lサイズ 946ml)は、公式価格で4180円もする。それがほぼ半額の2280円は助かるなあ。マジックソープバー(固形石鹸)もあったので1つ買って帰ろう。
1カ月前に期限の切れた2リットルのお茶は税別40円だって。やっす~!
めぼしいものをカゴに入れて会計をしようとしたら、レジの近くに袋詰め放題を見つけた。
詰め放題は袋のサイズに応じて値段が決まっており、小袋300円、中袋600円、大袋が1000円となっている。レジで袋を購入後に袋詰めをして、口を固結びできればOK。何か1つであれば飛び出していてもセーフとのこと。
私は中袋で挑んだのだが、これがなかなか難しかった。というのは、電車で来ているので持ち帰りを考えると、たとえ袋に入ったとしても重すぎるものはちょっと避けたかったのだ。
2リットルのお茶なら2本は確実に袋に入ったけど、重さもさることながら、普通に買っても40円×2だしなあ。「マイユ」の粒マスタードのデカい瓶があったが、これも重量を考えると避けたい。
ペットフードを袋に詰めてもペットは飼ってないし。う~ん、意外と選べるものがないかも。悩みながらも袋の口を閉じてレジに持っていくと、お店の人が「まだ入るじゃないですか。ギリギリまで入れてください。もったいないですよ」と仰る。なんて良心的なんだろう。その言葉の後押しを受けて、駄菓子を隙間に詰めて袋詰めを終えた。
・購入商品
持ち帰ったのはこの2つの袋だ。軽い気持ちで買い物に行ってしまったが、次に行くときは車を借りて行こうと考えている。お米や箱売りの飲料類は、どう考えても電車じゃツラいので、レンタカーでまとめ買いがベターだな。
さて、まずは袋詰めではなく普通に買い物した品々を見ていこう。
まずはスリッパ。これを買ったのには理由がある。編集部の中澤がいつまでもボロボロになったスリッパを履いているので、見かねて購入した。丈夫な造りをしているのに300円とお買い得。
値札のほかに裏面のかかとにもそれぞれに300円って貼ってあるが、300円ずつではなく1組で300円だ。
続いて、産休中の御花畑マリコが郷里(長崎)に帰省すると、必ずお土産に買ってきてくれる「マファール(麻花兒)」、いわゆる「よりより」は39特価が558円のところ、4割引きで334円。成城石井のコーヒー豆フレンチローストは39特価1613円が同じく4割引きで967円。
コーヒー豆を安く買えたのは本当にうれしい! ちなみ賞味期限はよりよりが4月末、コーヒーが5月25日となっている。いずれも切れたばっかり。
次に日用品にキャンメイクの「とろけるジェルアイライナー」、一般の販売価格が715円のものが429円。先ほど触れたドクターブロナーの固形石鹸は1320円が649円となっている。
箱が歪んでいようが、パッケージが汚れていようが、本来の用途で使えれば、私は気にならない。ひょっとすると消耗の激しい化粧品はここで買うのが1番良いかもしれないな。
それから菓子折りや土産物も充実していた。割引率が高かったので1つ買ってみた。香川のえびせん専門メーカーの「しまひで」の海老なかよし。値札の1296円から4割引きで777円に。消費期限は2026年3月だ。
普通に買い物しても、存分にお得感を味わうことができる。さらに袋詰め放題を利用すれば、戦利品の数は格段に増えるのだ。
袋に入れたのはこれらの品々、全3種類。
カップスープ4個はいずれも2025年11月に賞味期限が切れている。
小袋のラーメンスナック23個は今年3月の期限切れ。
それから1ダース(12個)入りのAmazonブランドの豆腐プロテイン。これは箱ごと1月27日に期限が切れている。
合計金額は4063円。この品数と種類でこの金額を安いと見るか? 高いと見るか?
利用した実感としては、やはり飲食物よりも消耗品度が高い割にそこそこ値段の張る、日用品がお安く買えるのが良い。あとは意外とお米が安かったので、機会があれば車で買いに来たい。
まだまだ知られざる掘り出しものがありそうなので、気になる人は探索に行って見て頂きたい。使いようによっては相当お得に買い物できるはずだ。
