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『LOST LENNON TAPES』で知った素顔のジョン・レノン|ビートルズのことを考えない日は一日もなかった Vol.51

ジョージが若々しく見えた「ハンドル・ウィズ・ケア」

トラヴェリング・ウィルベリーズ「ハンドル・ウィズ・ケア」

ジョン、ポールに続き、ジョージの関連アルバムをこちらは正規盤で購入した。88年の秋から暮れにかけて、お店は確か新宿のアルタの中にあったシスコ。タイトルはトラヴェリング・ウィルベリーズの『VOLUME1』である。事前情報がまったくないなか、『ベストヒットUSA』で「ハンドル・ウィズ・ケア」のビデオを見たのがファースストコンタクト。1本のマイクをボブ・ディラン、トム・ペティ、ジェフ・リン、ロイ・オービソンとともに囲んで歌うジョージが妙に若々しく見えたのが印象的だった。それはジョージの顔にいつものひげがないからか、ポップで瑞々しいメロディからくるものだったのか。どちらもあるし、ヘアメイクの加減もあったのかと思うが、マイクを前にした横顔はどこか『ヘルプ!』時(映画の中の「恋のアドバイス」)を想起させるもので、とにかく多幸感に満ちたジョージの姿に癒された。

「ハンドル~」のほかに、アルバムには明らかにジョージ作と思われる「ヘディング・フォー・ザ・ライト」「エンド・オブ・ザ・ライン」があり、この2曲も秀作でファンとしては大満足。アルバム全体を通しても聴きごたえがある作品で、ジョージ完全復活を確信したのだった。

配信元: Dig-it

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