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【バイタルエリアの仕事人】vol.64 エリキ|「決断は間違いではなかった」町田移籍の秘話。心を動かされた熱い想い「クラブの歴史を変えたい。そのために力を貸してほしい」

【バイタルエリアの仕事人】vol.64 エリキ|「決断は間違いではなかった」町田移籍の秘話。心を動かされた熱い想い「クラブの歴史を変えたい。そのために力を貸してほしい」


 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第64回は、FC町田ゼルビアのFWエリキだ。

 前編では「バイタルエリア」に対する考え方や百年構想リーグについてや、日本での挑戦を決めた理由などを語ってもらった。後編ではまず、町田移籍の秘話を教えてくれた。

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 2023年に中国の長春亜泰から町田への移籍を決めたストーリーは非常に素晴らしいと思っています。
 
 私が中国でプレーしていた頃は、新型コロナウイルスが蔓延して1年くらい経った時期でした。家族はブラジルに住んでいて、単身で中国に1年近くいました。そういった部分も含めて非常に苦労をしていたなかで、町田への移籍の話をもらいました。

 ただ1つ引っかかる部分がありました。当時の町田はJ2だったため、1つ下のカテゴリーからの挑戦になります。私はキャリアの中で、それまで1度も2部リーグでプレーした経験がありませんでした。そのため、サッカー関係の仕事をしている父に、どうするべきかを相談したりもしました。

 しかし藤田(晋)社長とフットボールダイレクターの原(靖)さんとの話し合いの機会があり、2人から「クラブの歴史を変えたい。そのために力を貸してほしい」と言われました。彼らの覚悟を感じましたし、私もその一端を担いたいと強く思い、加入を決めました。

 そして今、その目標をほとんど達成できているので、本当に私の決断は間違いではなかったと感じています。
 Jリーグ屈指のスピードを誇るエリキが、どのようにしてその速さを会得したのかを述べる。そして最後に、今後のキャリアビジョンを話した。

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 私がスピードを身につけたのは、ブラジルのゴイアスECのアカデミー時代ですね。スプリントのトレーニングをずっと続けてきました。すごく調子の良い時は大体、時速34キロから35キロぐらいのスピードが出せています。常にとはいかないですが、これが私の武器だと思っています。
 
 私のプレースタイル的にも近いので、ロマーリオ(元ブラジル代表)に憧れています。彼は非常にスピードがあって、フィニッシュの精度やポジショニングの上手い。お気に入りの選手の1人として、子どもの頃からよくプレーを見ていました。

 今後のキャリアについて話すと、正直、ブラジルに戻ってプレーすることは今のところ考えていません。日本で残りのサッカー人生を全うしたいと思っています。

 本当に日本が大好きですし、2人の子どもたちにとっても日本、そして東京は教育面や彼らが成長するにあたって非常に良い条件が揃っている環境です。素晴らしいこの場所で、子どもたちが成長していく姿を見ながら、自分の仕事に全力を尽くしたいと思います。

※このシリーズ了

取材・構成●沖野楓弥(サッカーダイジェストWeb編集部)
通訳●髙橋健(FC町田ゼルビア)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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