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「最高の仲間たちから多くのことを学んだ」アヌノビーが2019年ファイナルを回想「今は本当にワクワクしている」

「最高の仲間たちから多くのことを学んだ」アヌノビーが2019年ファイナルを回想「今は本当にワクワクしている」

今年のプレーオフで、ニューヨーク・ニックスは12勝2敗と圧倒的な戦いぶりを見せている。1回戦でアトランタ・ホークスを4勝2敗で下すと、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのカンファレンス・セミファイナル、クリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス・ファイナルをいずれもスウィープで突破し、現在11連勝中と絶好調だ。

 キャブズとのシリーズではいずれも2桁得点差をつけて圧倒。ただ、1週間以上のブランク明けで迎えた初戦は、第4クォーター中盤で22点差をつけられるなど劣勢を強いられた。

 それでもジェイレン・ブランソンの爆発で延長へ持ち込み、最終スコア115-104で勝利。これを機に勢いづいたチームは、第4戦では37点差で圧勝し、NBAファイナル進出を決めた。

 6月3日(日本時間4日、日付は以下同)のファイナル初戦まで、再び試合期間が空くことになったカール・アンソニー・タウンズは、29日のメディア応対で次のように語っていた。

「前回、これだけ長いブランクがあった時に何が起こったか、僕らはよくわかっている。あの時よりも良いプレーができるように、もっと良いアプローチと準備で臨もうとしているんだ。(カンファレンス決勝の)第1戦で見られたようなブランクを感じさせないよう、微調整も行なっているよ」
  25日にファイナル進出を決めたニックスに対し、オクラホマシティ・サンダーとサンアントニオ・スパーズのウエスタン・カンファレンスの決勝は第7戦までもつれ、30日に最終戦が組まれている。どちらのチームも、短い間隔でファイナルへ突入するため疲労面の不安はある一方、試合勘を維持できるメリットもある。

 もっとも、ニックスは右手小指を骨折したミッチェル・ロビンソンが専用の装具をつけて出場見込みで、現時点ではベストメンバーでファイナルへ臨むことができる。

 就任1年目のマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は、指揮官としてファイナルの舞台に立つのはキャブズ時代の2007年以来19年ぶり。

 ニックスにとっては1999年以来初のファイナル進出。当時、控えガードとして在籍していたリック・ブランソンは現在アシスタントコーチを務めており、その息子ジェイレンが今のチームを牽引している。

 また、2019年にトロント・ラプターズで優勝を経験したOG・アヌノビーにとっては待望のファイナルとなる。というのも、この時はケガでプレーオフ自体を全休し、戦力面でチームの力になれなかった。 当時のラプターズは、カワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)がエースを務め、カイル・ラウリー(現シクサーズ)やパスカル・シアカム(現インディアナ・ペイサーズ)、フレッド・ヴァンブリート(現ヒューストン・ロケッツ)らが脇を固めていた。

 大舞台でコートに立てなかったアヌノビーだが、「それでも素晴らしい経験だった」と当時を回想していた。

「僕たちはすごく仲が良く、才能あふれるチームだった。最高のチームメイトを見て、多くのことを学んだ。本当に素晴らしい経験だった。当時の僕は若かったから、(ケガからの)復帰がどれほど大変なのかわかっていなかったんだ。あの舞台へ戻るのは素晴らしいことだし、ものすごい努力が必要だけど、今は本当にワクワクしている」
  201㎝・109㎏の実力派ウイングは、プレーオフでチーム2位の平均19.7点に6.9リバウンド、1.9アシスト、1.6スティール、1.0ブロック、フィールドゴール成功率57.7%、3ポイント成功率48.3%(平均2.3本成功)と好プレーを見せている。

 現代NBAにおいて、3ポイントとウイングディフェンスは勝敗を左右する重要な要素だ。ニックスが頂点へたどり着くためには、アヌノビーの攻守両面での活躍が欠かせない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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