
完封勝利も“三笘不在の影響”が際立ったアイスランド戦…チュニジア戦やスウェーデン戦で陥りそうなゲーム展開とも【日本代表】
2026年5月31日、日本代表がアイスランド代表と対戦。システムは3-4-2-1でスタメンが以下の通りだった。GKが鈴木彩艶、3バックは吉田麻也(キャプテン)、板倉滉、冨安健洋。ボランチが遠藤航、田中碧、ウイングバックは堂安律と中村敬斗、2シャドーは久保建英と伊東純也で、CFが上田綺世だった。
立ち上がりの日本は5バック気味のアイスランドを相手に攻めあぐねたが、徐々に押し込むと、チャンスを作り出すようになった。それでも肝心のゴールはなかなか奪えない。崩しの局面で単調になり、良い形に持ち込めなかった。
そもそも引いた相手を流れの中で崩すのは簡単ではない。左ウイングバックの中村こそ小気味良いドリブルと鋭いクロスで存在感を示したものの、日本にとっては消化不良の前半だった。
こう着状態の試合で鍵を握るセットプレーもこの日はいまひとつ。冨安、板倉、伊藤洋輝の3バックが安定していただけに、余計、攻撃陣の不甲斐なさが目立った。
86分に小川航基のゴールで先制して逃げ切ったものの、意地悪な見方をすれば“三笘不在の影響が際立った一戦”。左シャドーの最適解は見当たらず、ワールドカップ本番、チュニジア戦やスウェーデンに陥りそうなゲーム展開とも言えるだろうか。
もっとも、本大会はこれから。今ベストのゲームをする必要はない。ディフェンスのタスクをこなしつつ攻撃にも絡んだ冨安の好パフォーマンス、苦しんでも最終的に完封勝利した点をむしろポジティブに捉えるべきだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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