7人組ボーイズグループ・THE SUPER FRUITが、5月29日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてホールツアー『ONE FLOWER HALL TOUR2026』のセミファイナル東京公演を開催した。
開演時刻を迎えると、ワクワクするような軽やかで穏やかなSEが会場に流れる。ステージの照明がメンバーカラーの7色に光り、これから始まるライブへの高揚感を煽る中、メンバーがステージに登場した。
ライブの幕開けを飾ったのは「だいぶダイバーシティ」。お花があしらわれた高級感あふれるメンバーカラーのジャケット衣装に身を包んだ7人の姿に、フルファミ(THE SUPER FRUITのファンの呼称)からは大きな歓声が沸き起こる。冒頭はピアノの音色に合わせてメンバーが一人ずつ歌い繋ぐ原曲とは異なるアレンジで観客を一気に惹きつけた。
【写真】5月29日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてホールツアー『ONE FLOWER HALL TOUR2026』のセミファイナル東京公演を開催したTHE SUPER FRUIT「ちょいドンマイ」ではファンとコーレスで序盤から熱量を高め、続く「らりるサプライズ!(Spring Rock Ver.)」は、温かみがありながらも盛り上がる特別アレンジ。まるで暖かい季節にお花畑を駆け抜けているかのような多幸感で会場を包み込んだ。
本ツアーでは各メンバーの個性が光るソロコーナーも充実。松本勇輝のソロでは、背後に星野晴海と阿部隼大を従えてパラパラを披露。真顔で真剣に踊るシュールな演出で彼のキャラクターが際立つ時間となった。
他己紹介ソング「Fruity Fruity Shake!!」では、コール&レスポンスでフルファミの大きな声が響き渡り熱気が急上昇。各メンバーのセリフもツアーに合わせた花言葉のメッセージへとアレンジされており、『ONE FLOWER HALL TOUR2026』ならではの特別な思い出を刻んだ。
また、鈴木志音はサンプラーを用いたDTMパフォーマンスをステージ上で披露し、コーレスも交えた彼らしいソロを展開した。
「スパフル00 (2026 Ver.)」では、メンバーがそれぞれの好きな楽曲に乗せてソロダンスを繋いでいく。鈴木の「パノラマ」から始まり、松本勇輝の「サクラフレフレ」、堀内結流の「SCH。。L!」、小田惟真の「青い果実」、阿部隼大の「御伽話」、星野晴海の「だいぶダイバーシティ」、そして田倉の「Welcome to Our World」と見事なマイクリレーならぬダンスリレーを見せた。そこから田倉暉久のソロへと続き、ムーディーなBGMに乗せてフルファミへ限定名刺をプレゼントする粋な演出から、豪華クリエイター陣提供の「恋はメリーゴーランド」へと繋げた。
その後、小田が王様のような椅子に座り、男らしくセクシーなダンスソロで魅了すると、「Someday (Rap Ver.)」へ。サビ以外の歌詞やフロウを新しく書き換えたラップを披露し、新たなパフォーマンスで観客を釘付けにする。
さらに「青い果実(Ballad Ver.)」では心地よいエレピやストリングスを取り入れたアレンジで、心が洗われるような歌声を響かせた。
星野の愛情こもった温かいピアノソロを経て、星野の生伴奏による「パノラマ(Cafe Arrange Ver.)」へ。まるでカフェにいるかのようなジャジーで穏やかな時間が流れた。
MCでは、小田が髪色をミルクティーベージュに染めたことを報告。また福岡遠征時の食事で、阿部が自ら提案した奢りジャンケンで見事に負けて支払いをしたという微笑ましいエピソードで会場の笑いを誘った。
和やかな空気から一転、堀内のソロコーナーではマジックショーが行われ、赤いリボンを一瞬で赤いスティックに変身させてみせる。
「ポップコーンフィーバー(Orchestra Ver.)」では「100t」と書かれた赤いボールがステージに転がってくるユニークな演出に加え、より豪華になったオーケストラアレンジが楽曲を壮大に彩った。阿部のソロでは、ピアノから始まり「君と僕とのサクセス論」をアカペラで歌唱。その透明感ある美しい歌声にフルファミは深く聴き入っていた。
ライブ後半、ツアーで初披露された新曲「WANNA BE」をドロップ。これまでのTHE SUPER FRUITのイメージを覆すバキバキのサウンドと激しいダンスで、クールでかっこいい一面を見せつける。
さらにリズミカルなハイハットが心地よく、デジタル感溢れる「御伽話(Digital Band Ver.)」を経て、定番曲「どーぱみんみん あどれなりんりん」へ。フルファミの巨大なコールで会場のボルテージは最高潮に達し、
本編最後は「サクラフレフレ(Anthem Ver.)」で観客と共にタオルを回し、会場が一つになる大合唱を響かせてステージを後にした。
アンコールは「どっちっち!」でスタート。メンバーが客席からサプライズ登場し、フルファミとのハイタッチを楽しむ距離感の近さで会場を歓喜させる。
日替わり曲の「まにまに」に続いて披露されたのは、今回が初披露となる新曲「もちもちメンタルッ!」。GENIC小池竜暉による提供曲で、サビの「もちもち」というフレーズがキャッチーなスパフルらしい中毒性100%の明るいポップチューンに、客席からは「可愛い!」とこの日一番の大歓声が上がった。
最後は「素敵なMy Life (ONE FLOWER Ver.)」。メンバー一人ひとりがフルファミへ真っ直ぐな感謝の言葉を伝え、愛と笑顔に満ちた東京公演は大団円で幕を閉じた。

