現地5月31日、フランス・シャンティイ競馬場で行われた仏ダービー(G1・芝2100m)は、ライアン・ムーア騎乗のコンスティテューションリバーが優勝。エイダン・オブライエン厩舎勢が1〜3着を独占する圧巻の結果となった。
勝ったコンスティテューションリバーはウートンバセット産駒。道中は外目を追走しながらもスムーズに流れへ乗ると、直線では同厩舎のホークマウンテン、モントリオールとの追い比べを制して抜け出した。勝ち時計の2分03秒52は、2023年エースインパクト、2019年ソットサスに次ぐレース史上3番目の好タイムだった。
今回の勝利は、エイダン・オブライエン調教師にとって昨年のカミーユピサロ、2021年のセントマークスバシリカに続く仏ダービー3勝目。さらに2016年、シャンティイ開催となった凱旋門賞でファウンド、ハイランドリール、オーダーオブセントジョージによる1〜3着独占を成し遂げており、再びフランスの大舞台で「オブライエン劇場」を演じる形となった。
【仏ダービー】A.オブライエン師、連覇へ有力3頭を送り込む「2100mは大きな選択肢」
オブライエン師「最悪の枠だった」
レース後、オブライエン師は「最悪の枠だった。まだ若く学んでいる途中の馬だし簡単ではなかった」と15番枠を振り返りつつ、「今日は非常にタフなレースだった。夏休みを挟み、秋には凱旋門賞トライアルなどを視野に入れるかもしれない。状態次第ではエクリプスSの可能性もある」と今後のプランを明かした。
また、ムーア騎手も「とても乗りやすい馬。スピードもあり距離もこなせる。こういう馬なら枠順の不利はそこまで大きくならない」とパートナーを高く評価。「マイルでも走れるし、1マイル半もこなせると思う」とさらなる可能性を口にした。
なお、4着にはエイダン師の息子ドナカ・オブライエン厩舎のアボーイネームドスージーが入り、“オブライエン・ファミリー”が上位を席巻。フランス調教馬最先着は、M.デルザングル厩舎のアラムで5着だった。

