文部科学省が同志社国際高校の教育活動について教育基本法に反すると認定した問題を巡り、『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)では、「平和教育」のあり方について議論が交わされた。
【TVer】「思想ではなくやり方の問題」弁護士が問題視した“平和学習”
番組では、今年3月に沖縄・辺野古沖で発生した転覆事故を取り上げた。京都府の同志社国際高校が実施していた平和学習としての修学旅行中に起きた事故だったが、文部科学省はこの教育活動について教育基本法第14条第2項に反すると認定した。
この問題について、弁護士の野村修也氏は「思想そのものを問題にしてるのではなく、やり方がおかしいという話」と指摘。野村氏が問題視したのは平和教育そのものではなく、賛成・反対双方の意見に触れた上で、生徒自身が考えられる形になっていたかという点だった。
さらに野村氏は、「毎日のように違法活動をやっている人たちのところに、なんで生徒の命を預けるのか」と疑問を呈する。転覆事故を起こしたヘリ基地反対協議会は、自身の主張のためには違法な活動も辞さないと公言している。教育現場が特定の思想や活動に生徒を近づけることの危険性を指摘したうえで、「教育の現場としてあるまじき行為をやってしまった」と厳しく批判した。
一方で野村氏は、平和教育そのものを否定しているわけではないとも強調。平和について学ぶ機会の重要性を認めながらも、その手法や内容については慎重であるべきだとの考えを示した。
なお、辺野古転覆事故と平和教育の問題点については5月30日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で取り上げられた。


