
「W杯でスタメンの座を競うかもしれない」27歳の日本代表MFが序列アップ? アイスランド戦での奮闘ぶりに海外注目「印象的だった」
日本代表の田中碧は、5月31日に行われたアイスランド戦で先発出場し、攻守に奮闘した。北中米ワールドカップ(W杯)直前の国際親善試合でスタメンに名を連ねたことが、所属するリーズの地元メディアからも注目されている。
プレミアリーグでの1年目、田中はシーズン途中に出場機会を失い、一時は7試合連続で出番なしと苦しんだ。本人も冬に移籍が頭をよぎったと明かしている。だが、あきらめずに戦い続けた27歳のMFは、終盤戦で再びチャンスを手にすると、インパクトを残してスタメンの座を取り戻した。
リーズ専門サイト『MOT Leeds News』は31日、アイスランド戦での田中のパフォーマンスは、リーズでの復活ぶりを想起させるとし、日本代表でもさらなる活躍が期待できるかもしれないと報じている。
同メディアは「リーズでのシーズン終盤戦や日本代表での直近のパフォーマンスから、さらに自信を深めたかもしれない」と伝えた。
「この1年で、タナカは日本代表で浮き沈みがあった。リーズでの役割が減ったことが、出場時間につながったのかもしれない。ダニエル・ファルケ監督の下で、4月までは先発出場がわずか7試合だった。だが、シーズン終盤戦にタナカはリーズでのキャリアを変えた。ファーストチョイスのMFのひとりとなったのだ。プレミアリーグでは最後の7試合で先発出場している」
「次は代表でも同じことを目指すだろう。(アイスランド戦で)タナカは73分間プレー。『Sofascore』によると、パス成功率は93%、ファイナルサードへのパスは9本、ロングパス成功率は100%だ。サムライブルーで印象的なプレーだった。奪還も5回を記録、地上戦のデュエルは勝率67%。W杯でスタメンの座を競うかもしれない選手として、十分に評価される出来だったのは確かだ」
MOT Leeds Newsは「代表におけるタナカは激しくポジションを競っている」と続けた。
「同じプレミアリーグの選手で、キャプテンを務めるワタル・エンドウは、そのリーダーシップから大半の試合で先発出場するだろう。さらに、カンファレンスリーグ決勝でも活躍したばかりのクリスタル・パレスのダイチ・カマダも、中盤2枚のひとりとして起用されることがしばしばだ」
「タナカはチャンスが訪れたら生かさなければならない。アイスランド戦はW杯に向けて正しい方向への一歩だった。タナカのリーズでのメンタリティは、彼が決してあきらめないことを示している。国際舞台でもクラブで見せた忍耐がしっかり報われるかもしれない」
記事には触れられていないが、日本代表のボランチには佐野海舟という強力なライバルもいる。無念の欠場となった三笘薫の想いを胸に大会に臨む田中は、W杯でもその力を発揮できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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