お笑いコンビのモリマン(ホルスタイン・モリ夫、種馬マン)による笑いと音楽のビッグイベント『モリマンフェス The Final』が、6月13日(土)に北海道・Zepp Sapporoで開催されます。モリマン結成30周年を記念して開催された昨年に続いて、豪華芸人やアーティストの出演が続々決定! ファニマガでは、モリ夫と種馬マンを直撃して、フェスへかける思いや見どころを聞きました。

モリマンは現在、札幌を拠点に活動中。モリ夫は、札幌市内でスナック2軒とスープカレー屋を経営し、種馬マンは柔術の世界大会に出場するなど、芸人以外の活動も注目を集めています。
昨年の『モリマンフェス』では、泉谷しげる、MAX、小泉今日子、怒髪天、タカアンドトシら豪華ゲストが集い、会場を熱狂の渦に巻き込みました。
今年も豪華メンバーで、清水ミチコ、MAX、柳家睦&THE RATBONES、野沢直子が参加するツーピースバンド・ELECTRIC MACHINE GUN TITS、T字路s、タカアンドトシ、トム・ブラウン、スリムクラブらが出演します。
「ちょっと体力が…」
――今回2年目のモリマンフェスですが、はやくも「ファイナル」と銘打っていますね。
モリ夫 去年、大好きな仲間たちや尊敬する人に出てもらって。調子に乗って今年もやるんですけど、ちょっと体力が追いつかないんですよね。年齢も年齢で。(モリ夫53才、種馬マン56才)
――体力的な問題なんですか。
モリ夫 そうなんですよ。全部ポスター貼りも、自分たちでやってるんで。
種馬マン 2人でいつもポスターを持ってるんですよ。
モリ夫 ポスター入れも買って。「デザインかなんかされてる方なんですか?」とか言われてて。
種馬マン ははは(笑)。
モリ夫 しかも、ポスターは飲食店に貼ってもらうことが多いんで、行ったからにはちょっと食べないとわるいなみたいな。だから、金はかかるわ、太っちゃうわで。そういうことで、いったん一区切りにしようと思ってます。
――出演者が、昨年に引き続き豪華ですが、どういうふうにキャスティングしてるんですか?
モリ夫 本当に私たちが好きな、出てほしいアーティストさんですね。一応、全員つながりがある方たちです。
――出てほしいと言っても、簡単には出てくれないようなレベルの方たちですよね。
モリ夫 本当にありがたいことに、出てくれちゃうんですよね。
種馬マン 大先輩もね。
モリ夫 人望じゃないですかね。
種馬マン 自分で言うな(笑)。

――具体的にはどんなご縁があるんですか?
モリ夫 たとえば、去年だったら怒髪天のボーカルの増子(直純)さんは、東京時代に3カ月間くらい世話になった、すごい深い関係なんですよね。同棲してました。
――え!?
種馬マン これは本当です(笑)。
モリ夫 付き合ってはないですけど(笑)。増子さんの嫁も一緒に住んでましたからね。「カネがないんで住まわせてください」っつって、ちゃっかりいましたもん。
――すごいですね(笑)。今年出演する方々とはどんなつながりがありますか?
種馬マン たとえば、T字路sは、何年か前に富良野で大変な水害があって。そのときに札幌のバンドの人が開いた復興イベントで一緒に出たんです。その縁から、二つ返事で受けてくれました。そういうのも嬉しいなと。
モリ夫 人望ですね。
種馬マン いや、2回目(笑)。

――札幌よしもとの芸人さんたちも、おふたりのことを尊敬していると聞きます。
モリ夫 そうなんですかね?
種馬マン モリ夫さんは尊敬されてるかもしれないけど、私のことは尊敬してないでしょ。
モリ夫 マンさんのことは尊敬してないと思う。(きっぱり)
種馬マン してないんかい(笑)。でも、モリ夫さんはすごいと思いますよ。すごく後輩を可愛がってるし。自分のお店でも、何人も食べていけない後輩を雇ってあげてる。
モリ夫 雇ってあげてる感覚はないですけどね。いまはバイト募集にも金がかかるから、本当にウィンウィンだと思ってます。「後輩のためにお店を作ったんでしょ?」みたいな勘違いをしてる人がいっぱいいて。ありがたい勘違いですけど、そんなことない。私が儲けたいんです(笑)。
種馬マン そういえば、今回、スリムクラブが出るのも、モリ夫さんの店に行ったのがきっかけでしょ。
モリ夫 そう。真栄田(賢)がお店に嫁を連れてきて、めっちゃ楽しかったんで。ちょっと出てほしいなって。
清水ミチコと野沢直子で『夢で逢えたら』!?
――キャスティングで苦労した方はいますか?
モリ夫 いないですね。もちろんスケジュールが合わなかった方もいるんですけど。空いていれば、みんな「出る!」と言ってくれるので。今回でいったん一区切りですけど、本当はまだまだ呼びたい人もいます。
――ポスターに記載されている「月亭方正は出演いたしません」という文言も気になりました。
モリ夫 去年は方正さんから、お祝いVTRをもらったんです。私たちも当日まで知らなかったんですけど、フェスのエンディングで方正さんのVTRがもう一度流れて。「なんだろう?」と思ったら「来年は出るで!」って言ってたんですけど……。いざオファーをかけたら、日和りやがったんですよね。
種馬マン ははは(笑)。私たちも本当に知らなかったんで、会場もめっちゃ盛り上がって。すごいお客さんの期待度が上がっちゃったんですけど、出ない……。
モリ夫 日和ったんでしょうね。
――往年の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ)の、モリ夫さんと方正さんの対決が再現されるかという期待はありましたね。
モリ夫 はい。「リングを作んなきゃいけないのかな」と思ったんですけど。余計な予算はかからずに済みました(笑)。
――今年の見どころも教えてください。
モリ夫 今年も、「お笑いと音楽の祭典」で盛り上がっていけたらと思います。やっぱり仲の良い方々に出てもらってるんで、終わったあとの絡みですよね。絶対に1組ずつ絡んでいくんで、そこでは日ごろ聞けないライブならではのトークもあるので、楽しみにしてほしいですね。
――具体的に楽しみにしている出演者はありますか?
モリ夫 私としては、まだ正式にお願いはしてないんですけど、やっぱり清水ミチコさんと野沢直子さんの絡みは、みんなが見たいんじゃないかなって。
種馬マン 見たいですよ!
モリ夫 『夢で逢えたら』(フジテレビ)世代のお客さんもいっぱい来るんで。この2人を生で見られるのは感動しちゃいますね。そこに私たちも絡めたらなと思ってます。

――昨年のモリマンフェスでも小泉今日子さんと怒髪天の増子さんが舞台上で初共演して、「ここで会うとは……」という会話をされてましたね。
種馬マン 「クドカンじゃなくてモリマンだった」って言ってましたね(笑)。
モリ夫 楽屋裏もみんな、「久しぶりー!」みたいな感じになるんですよ。みんな、つながっているっていうか。泉谷さんとキョンキョンも「久しぶりだなあ」みたいな感じで。MAXも「キョン姉! 久しぶり」っつって。MAXと泉谷さんも「久しぶり」ってなってて。だから打ち上げも、すごい楽しかったですね。
――あたたかい雰囲気のフェスですね。
モリ夫 でしたね! 今年もそうなると思います。ただ心配なのが、去年、「すごい楽しかった、絶対来年も行くから!」って、来た人がみんな言ってくれたんですけど、わかってる限りではチケットがぜんぜん売れてないんですよね。
種馬マン ははは(笑)。
モリ夫 駆け込みで売れるとは思ってますけど。みんな、遅いんですよ。去年もそうだったんですけど、もうギリで行動なんですよ。そのおかげで寝れないんですよ。
種馬マン 不安ですね。
モリ夫 ステージに立ったらぜんぜんお客さんがいないみたいな、リアルな悪夢を見るんです。これは、昔っから単独ライブの前も見ていました。いまメンタルヘルスがぶっ壊れそうなので、チケットをはやく買ってほしいですね。