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「あぁ、序列が入れ替わったんだな」日本代表の“序列変動”を確信したアイスランド戦の見逃せない13分間

「あぁ、序列が入れ替わったんだな」日本代表の“序列変動”を確信したアイスランド戦の見逃せない13分間


「あぁ、序列が入れ替わったんだな」

 その瞬間、そう確信した。

 1-0で勝利した5月31日のアイスランド代表戦、日本代表の森保一監督は83分に、GKの鈴木彩艶(パルマ)を下げて、早川友基(鹿島アントラーズ)を投入した。

 この交代で、第2GKが早川だということが明確になったと言えるだろう。

 24年冬のアジアカップ以降、森保ジャパンの正守護神が鈴木だというのは周知の事実だ。北中米ワールドカップのアジア最終予選でも、出場が決定するまでは全試合でゴールマウスを守った。

 ただ、第2GKははっきりしなかった。クラブでは早川が圧倒的なパフォーマンスを続けてきたものの、2023年9月のドイツ戦大勝(4-1)に貢献するなど、代表での経験・実績では大迫敬介(サンフレッチェ広島)が上回る。
 
 初めて鈴木、早川、大迫の3人体制になった昨年の9月シリーズでは、主力が出場したメキシコ戦(0-0)で鈴木、代表経験の浅い選手が主体のアメリカ戦(0-2)では大迫が起用された。つまり、この時点では大迫が2番手だったはずだ。

 10月シリーズのパラグアイ戦(2-2)、ブラジル戦(3-2)はともに鈴木がフル出場。その鈴木が怪我で辞退し、チーム事情で大迫も招集外となった11月シリーズは、早川が先発し、ガーナ戦(2-0)、ボリビア戦(3-0)と連続クリーンシートを達成した。このパフォーマンスが序列アップに繋がったのだろう。

 3月シリーズでは、故障が癒えた鈴木が、スコットランド戦(1-0)、イングランド戦(1-0)と2試合ともスタメン出場。そうして迎えた、北中米ワールドカップ前最後の対外試合となるアイスランド戦で、鈴木から早川への交代があった。

 大会中にGKのスタメンを変更するケースは滅多にないが、試合中のアクシデント(怪我や退場など)で、2番手に出番が回ってくる可能性は十分にある。その時は、早川に声が掛かるだろう。

 そうしたケースも想定して森保一監督が与えただろう(アディショナルタイム6分も含めた)“13分間”の意味は大きい。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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